N501Yの時も思いましたが、なぜ学術資料を噛み砕いた情報を『分かるようにして』公開しながら使わないんだろうか、噛み砕けないんだろうか、噛み砕くと不利益でもあるんだろうか?
と言っているようにしか見えない。
別にワクチンを否定する気はないが、作為的過ぎて見ていて気持ちの良い物ではありません、そしてこんなざっくり「ヤバい」感を出されても
なんて考えるのはこの期に及んでもまだ軽信的な人ぐらいだろう。
デルタ株はインドで見つかった変異株の呼称で、WHOが5月末頃に発表し6月の中頃に更新した南アフリカ株とかブラジル株とかエリアでの呼び方だと
「その場所で発生した訳ではなく、その場所で見つかっただけ」
なのに、まるでその国が原因で変異した(させた)ように聞こえる為、変えたようだ。
(学術記号だけだとコミュニケーション取り辛かったりするから等他の理由もあるが)
図の上から英国(501Y.V1)、南アフリカ(501Y.V2)、ブラジル(501Y.V3)、インド(478K.V1)の各地で見つかった変異株が、それぞれ「アルファ」「ベータ」「ガンマ」「デルタ」となっている。
頭にNが付いたりEが付くのはアミノ酸の種類の頭文字でN501Yなら
「501番目のスパイクタンパク質」が「アミノ酸N(アスパラギン)」から「アミノ酸Y(チロシン)」に置き換わっている変異株という意味ですが、まぁ別に良いですね。
↓WHOの公開しているサイト
最近の表、484K.V3(イータ)はmultiple表記で分かりづらいですが、日本も含まれているようです。
ちなみに有識者の見解では
国内におけるSARS-CoV-2変異株の感染が多数報告され、ワクチン効果の低下が懸念されている。
特に、ベータ(B.1.351)、ついでデルタ(B.1.617.2)変異ウイルスはワクチン効果を低下させることが示唆されている。
各ワクチン開発会社は、変異株向けの改変型ワクチンの開発に着手し、有望な結果が報告されている。
国産ワクチンの開発も進んでおり、早期に承認されることが望まれる。
現在のワクチンでは以前(4月中頃)騒いでいたN501Y(今はベータ株)、そして今メディアが騒いでいるデルタ株は現在のワクチン効果の低下が懸念されている訳ですが
国産ワクチンの開発は進んでいて、早期に承認されると良いなという事ですね。
…まぁ同時進行で可能性のある薬を作ってしまう方が制限は大分緩和されると思いますが、緩和されると儲からないし困るからしないか、しないな…はぁ。
さて、では変異株について触れてみましょう、『N501Y』で説明します。
「501Y.V2」という名前のスパイクタンパク質の変異名です。
501.V2 variant - Wikipedia
名前は「20H/501Y.V2、ベータ株」とも呼ばれています、ちなみにたまに出てくるスパイクタンパク質(Sタンパク質)とはこの部分です。
ウイルスの分類系統は「B.1.351」という系統で、南アフリカで見つかった変異株を主にそう呼びます。
2020年の10月頃から出だし、アメリカ、オーストラリア、フィリピンでも多く感染者を出しています。
疫学:SARS-CoV-2の南アフリカ型変異株の解析 | Nature | Nature Portfolio (natureasia.com)
ウイルスは変異する速度が速く、より感染力が高く、重篤になりやすいという特徴があるようですが、ホスト(宿主)が死ねば自分も死んでしまうので、強力になりすぎてしまっても共存出来る程度までは弱るようです。
変異していれば「変異前に作ったワクチン」が効くとは言えないだろうし、別の物のようになっていれば効果がどう出るかもわかわからない為、「ワクチン効果の低下が懸念」されている訳ですね。
もはや全人類がワクチンを打ち終わってもコロナが終焉を迎えている姿は想像できません、コロナ禍という超シンプルな大リセット後の世界の覇権を握る国はどこだろうか、え?中国に決まってんだろって?まぁまぁ。まぁまぁ。
米国株いつ手放そうかな…。
あれです、うがいと手洗いとマスクのお手入れは忘れずにね!
ではでは。