の続き…。
前回の記事ではキルケゴールの思想に入る前に、彼の生い立ちから見ていきました。
厳しい教育を受けて育つ中、あるとき父が犯した罪の告白で荒み、再び自分を取り戻すも最後は孤独に生きた人生を歩んだキルケゴール。
今回からはそんな彼の哲学観について触れていこうと思います。
実存主義
実存主義は、19世紀ヨーロッパで誕生した“自分はどうあるべきなのか”について答えを求めた思想です。
キルケゴールやニーチェによって思想が生まれていったとされています。