本日は友人の進めでコーヒー豆の専門ショップ“おひさま堂”に行ってきました!
栃木県那須の小道にひっそりと立つお店で、一見場所が分からなかったですが、ナビを頼りに無事到着!
お店に入ると目の前にカウンターがあり、焙煎前の豆を選ぶことができます。
豆を選ぶ際は初めての来店かリピーターかを聞かれ、初めて場合は店主さんが豆の種類や特徴を詳しく教えてくれます。
自分はタンザニア エーデルワイス(浅煎り)とコロンビアのカフェインレスを注文しました。
その時々の限定の豆は↑の画像のように専用の場所でお披露目されています。
コーヒーベルトや標高の関係から、コーヒー豆の特徴や美味しさの仕組みなどを教えてくれます。
寒暖差があることで熟し方がゆっくりになったり、夜寒いことで実が凍らないように糖類を蓄える(旨みを増す)ことなどが分かりました。
選んだ豆を焙煎してくれている間に、コーヒーの淹れ方についての勉強。
主人曰く、多くの人が家庭で間違ったコーヒーの淹れ方をしているとのこと……。
正しい淹れ方を実演しながら教えてもらいました。
・コーヒー豆はお湯100gに対して10g用意する
→そもそもこの時点で量が少ない人が多いとのこと
・沸騰させて塩素を除去し、少し冷ます
→90℃前後まで冷ますと良い
・コーヒー蒸す
→コーヒー豆の表面を薄く覆うように、フィルターから垂れないくらいのお湯を注ぐ
→その後30秒ほど待つ
・ドリッパーの中心にのみお湯をゆっくり注ぐ
→ドリッパーの縁にに当たるくらい注いでしまうと、豆から抽出されない部分(縁の部分)のコーヒーが出てくる
・コーヒーを全て絞りきる前にドリッパーを外す(超重要)
→最後まで絞り切ると雑味が入って美味しくなくなる
上のカップは最後まで絞り出した雑味の塊です。
左のカップはよく抽出したコーヒーで、味に雑味がなくとても美味しいです。
右のカップは先程、最後に絞り出した雑味をスプーン一杯だけ入れたコーヒーです。
雑味が入ったコーヒーは、かなりえぐみがあり美味しくないということが、飲み比べてはっきり分かりました。
いつも自分は間違った抽出方法でコーヒーを飲んでいたことが分かり、とても良い勉強になりました。
焙煎が終わるまで周りを見渡してみると、なんと大倉陶園のカップが……!
これはエンボス加工されたカップです。
高温焼成やエンボス加工は大倉陶園でしか作ることができません。
これも大倉陶園の岡染めです。
塗料と高温焼成によって滲んだような淡い青が表現できます。
これも大倉陶園独特の技術です。
そんなこんなでテンションを上げてるうちに豆の焙煎が完了!
今から2日ほど経ってから飲み始めるのがベストだそうです。
家に帰って冷暗所に保管した後に飲んでみたいと思います!
飲む日が楽しみだ〜。