この記事では著書「身の回りのありとあらゆるものを化学式で書いてみた」から、興味深かった内容や身の回りの物質の性質を紹介していきます。
記事を読んでいただき、少しでも世の中の見え方が彩り豊かになってくれたら幸いです。
前回までの記事では水素と炭素が強く関係した、油に関係する内容を中心にまとめてきました。
今回は水素や炭素から少し離れ、窒素(N)に関係する身近な化学を見ていきたいと思います。
窒素と言えば地球の大気中の78%を占める元素です。
窒素は空気中にあるだけではなく、動物が生きていくうえで必要であるアミノ酸やDNAの構成要素だったり、植物が成長するための栄養源にもなったりします。
人間は空気中の酸素を吸って二酸化炭素を吐き出していて、植物は空気中の二酸化炭素を吸って酸素を吐き出すことができるんでしたね。(それに伴って体内に炭素を溜めている。)
植物の中には二酸化炭素を取り込むように、大気中の窒素を取り込めるものがあります。
今回はそんな植物と窒素の循環についてまとめていきます。
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