おはようございます!
今日も元気に9時起きのかいちです!
今日は、「必要なのは願望ではなく決意」というテーマでお話していきたいと思います。
理想の自分という、自分像があるかと思います。お金持ちな自分、好きなことをしている自分、いい土地に住んでいる自分。誰もが、そういったような理想の自分像を一度は想像したことがあるでしょう。しかし、実現に向けて行動する人は、いったいどれくらいいるでしょうか。「なりたい」と願うことは、多くの人が経験すると思います。「お金持ちになりたい」「好きな仕事がしたい」「いい土地に住みたい」しかし、実際にその願いを叶えるためには決意が必要です。決意することで初めて、願いを叶えるために動き出すことができるのです。
では、決意と願いって、具体的にはどう違うのでしょう。
決意とは「意志をはっきり定めたもの。はっきりとした意思」願いとは「こうなってほしいと思う物事」と、辞書には書いてあります。辞書にかかれた言葉をくらべても、「決意」のほうがはっきしした意志で、「願い」はあいまいな意志ということがなんとなく伝わります。
言霊という言葉があります。言霊とは、一般には「言葉に宿る霊力」とされています。ボクの解釈では「言葉にすることで芽生える意識」だと思っています。
この言霊という概念で「決意」と「願い」みてみましょう。
決意の場合、例えば「漫画家になる」と発すれば、漫画家になる意識が芽生え、漫画家になろうと精進するし、「お金持ちになる」といえばお金を稼ごうという意識が芽生え、実際に方法を調べて実行するでしょう。決意を言葉にすることで、それに対する意識が芽生え、実際に行動に移すことができます。
願いの場合「漫画家になりたい」と発すれば、確かに漫画家になろうと動く人はいるでしょうけど、決意にくらべると、その意志はだいぶ弱いように思います。なりたいとばかり思っていても、では実際いつになったら行動するのか、どんな方法で目指すのかなど、具体的な意見も芽生づらいかと思います。
この「願い」については、先日面白い話を聴きました。「願う」ということは、「そうではない自分を認める」ことになる。だから願っても叶わないのだ。といいうお話です。例えば、「漫画家になりたい」と願うということは「自分は漫画家じゃない」と認めていることになるのだそう。言霊の概念でいうと「自分は漫画家ではない」という意志を示していることになりますから、「漫画家にならない」と決意しているとも取れます。それくらい、「決意」と「願い」では全く違う意思表示になるわけですね。
ボクは中学2年生のころから、「将来は漫画家になりたい」と願うようになりました。その後も高校を卒業するまでずっと「漫画になりたい」と願い続け、実際に出版社に漫画を持ち込んだのは19歳の年の冬でした。めちゃくちゃ行動するのが遅かったと思います。14歳の頃から5年間も、この願いを温めていました。炊飯器の保温機能もビックリすると思います。
今では「願う」ことは少なくなりました。完全になくなったわけではありませんが、例えば「お金ほしい」と思うより「お金稼ごう」と思うようになりましたし、「売れたい」と思うヒマがあったら「売れるってなにか、どうやったら売れるのか」を考えています。おかげで自分の商品(漫画)でお金が稼げるようになりましたし、漫画のお仕事もいただけるようになってきました。まだ「売れている」わけではないので、それはこれから叶えると思います。思い返しても、今の自分にとって重要なことについては「願う」より「決意」することがほとんどです。ここ最近願うといえば、「石原さとみとお付き合いしたいなぁ」ということくらい。他には「ハンバーグ食べたい」とかですかね。
余談ですが、漫画「ONE PIECE」の主人公ルフィは、第1巻から「海賊王に、おれはなる」と豪語し続けています。誰にも知られていない頃から、決意を言葉にして発しているのですから、「そういう物語だから」とかではなく、ルフィをひとりの人間としてみていても、彼は必ず海賊王になるでしょう。
決意するということは、願うことよりも意志がハッキリしています。ですから、理想の自分像があるなら、願うことよりもまず、決意してみましょう。「お金を稼ぎたい」から「お金を稼ぐ」へ。「好きなことを仕事にしたい」から「好きなことを仕事にする」へ。決意することで、実際に動き出せます。そのためにどうするかを考え、行動するようになります。願っているだけではいつまでも叶いません。待ってても誰も願いは叶えてくれない。自分から叶えにいくことが必要なのです。必要なのは「願い」ではなく「決意」です。願うことより決意しましょう。今回はあくまでも、自分ごとに関する話です。他人の幸せを願うのは全然アリだと思います。自分の夢や目標、なりたい自分像に近づきたい方は、試してみてはいかがでようか!
以上で今日のお話は終わりです!
それでは、また明日!