『個人の時代』『好きなことで生きていく』
ネットでも街中でも、こんなキャッチコピーが目立つようになってきました。
個人が好きなことでお金を稼ぐのは、昔に比べ簡単になりました。
その最たる要因はインターネットの発達です。
今は誰もが自分でメディアを持てる時代。
彼らは個人メディアを持ち、自ら発信活動をし、そうやって
好きなことでお金を稼いでいます。
ボクは商業誌デビューできなかった落ちこぼれ漫画家なのですが、そんなボクでさえ、個人メディアを通して収入を得られるようになりました。
毎月5万円〜10万円の収入を漫画の事業で得ています。
好きなことで生きていきたいのなら、個人メディアは欠かせません。
この記事では、個人メディアを持つべき理由と、作り方のコツをお伝えしていこうと思います。
この記事を読むとわかること
・個人メディアの重要性
・作り方のコツ
それでは見ていきましょう!
個人メディアを持つべき理由は、3つあります。
●コンテンツを公開できる
●自分を知ってもらえる
●収入が得られる
インターネットが発達する以前は、個人でお金を稼ぐことは難しい環境でした。
仕事を取ることは愚か、自作コンテンツの公開も、企業組織に抱きつかなければできませんでした。
多くの人に知られるということが、個人ではなかなかできなかったんです。
それが今では、インターネットを使えば誰でも簡単にできる時代です。
この〝知られる〟ということが、好きなことでいきていく上で最も重要なことなのです。
今は誰でも世界中に情報発信ができます。
自分で作成したコンテンツは自分で公開できます。
例えば漫画家になりたい場合は、出版社へ漫画を持ち込むのが当たり前でした。
雑誌に連載されて初めて「漫画家」と言えました。
しかしそれは、雑誌しか世の中に漫画(コンテンツ)を公開するすべがなかったからです。
今はどうでしょう。
ネットを使えば漫画は世界中に公開できます。
企業に依存しなくても、誰の許可を得ずとも、
自分のコンテンツは自分で世界中に公開できる時代なんです。
しかもほとんどお金をかけずに。
ボクは商業誌デビューできなかった落ちこぼれ漫画家ですが、
ブログで漫画を公開したところ、多くの人から反響を得ることができました。
今では電子書籍まで販売しています。
個人メディアでコンテンツを公開すると、閲覧してくれる人が現れます。
その中の何人かは、自分に興味を持ってくれて
SNSのアカウントをフォローしてくれます。
コンテンツを積み上げ、SNSのフォロワー数を増やすことで、個人でも世間に認知されることが可能となります。
昔はテレビ、ラジオへの出演が認知してもらう手段でした。
これも同じく、他に世の中に知られるすべがなかったからです。
しかし今は、テレビタレントでもない一般人にフォロワーが1万人つくことが珍しくありません。
ボクのTwitterアカウントも、活動直後は376人だったフォロワーさんが、今では2,000人以上の方にフォローしていただいてます。
もちろん、商業誌デビューできなかった落ちこぼれ漫画家ですので、世間的認知はありません。
コンテンツを公開すれば誰でも認知を得られることができる時代なんです。
個人メディアを持っていると収入が得られます。
収入の種類は様々ですが、
ボクを参考にご紹介すると主に3つです。
・広告収入
・制作案件
・商品販売
広告収入
個人メディアが認知され、人が集まってくると広告がつけられるようになります。
商品やサービスを紹介したい人が、自分のメディアに広告をつけてくれて、広告料をいただくことができます。
もちろん、コンテンツが増え、閲覧者が増え、メディアの規模が大きくなればその分広告料は上がります。
制作案件
自分のコンテンツが評価されると、コンテンツ制作の仕事が頂けるようになります。
個人メディアを通して連絡がくる場合もありますし、
個人メディアをポートフォリオにし、こちらから営業をかけることも可能です。
ボクの場合は漫画制作の案件です。
ブログを見ていただいた方からご連絡をいただき制約に至ることが多いです。
商品販売
自分の有料商品やサービスを売って収入を得ることが可能です。
メディア内で広告を打つことで、商品の告知・誘導を行えます。
ボクの場合は
・電子書籍販売広告
・パトロン募集広告
この2つを当ブログ内に残してあります。
・広告収入
・制作案件
・商品販売
ボクの収入源を3つご紹介しました。
現在は、好きなことを仕事にしている方の多くがこういった形で収入を得ています。
公開したコンテンツが評価され、自分のことを知ってもらえると、必ず収入に繋がります。
そこまで難しい話ではありません。
全ては知られることから始まります。知られなければどうやっても収入には繋がりません。
好きなことで生きて行きたければ、知られることが最も重要です。
多くの人に知ってもらうために個人メディアを持つのです。
個人メディアを作るコツは2つあります。
・有益な情報を提供する
・専門分野に特化する
この2つを徹底することで、結果的に個人メディアに多くの人が集まります。
個人メディアを作る1つ目のコツは、相手にとって有益な情報を提供することです。
有益な情報の定義は以下の2つです。
・人の役に立つ情報
・感情を動かす情報
人の役に立つ情報
主に、人の悩みを解消する情報や、知ると得する情報です。
感情を動かす情報
主に、感動する話や面白い話のことです。
人は基本的に自分に必要な情報しか求めていないので
独りよがりな日記みたいなコンテンツを提供しても、誰も見に来てはくれません。
しかし、
相手にとって有益な情報を提供すると、その情報を求めてる人が集まってきてくれます。
個人メディアを作る2つ目のコツは、メディア内のコンテンツを専門分野に特化させることです。
制作するコンテンツの分野はなるべく絞りましょう。
意外に思われるかもしれませんが、コンテンツの分野を広く浅くするよりも
狭く深くした方がお客さんは集まってくれるのです。
人は基本的に自分に必要な情報しか求めていません。
あなたは本当に好きなものを買うとき、
複合デパートよりもその商品の専門店で買い物をしたくなりませんか?
ネットの世界では、移動しなくても検索すればお店にたどり着けるので、
同じ距離ならより専門性が高いお店で商品を楽しみますよね?
集客対象は近所の100人ではなく世界中の人々なので、専門分野に特化した方が集客力が高いのです。
ここまで、個人メディアの持つべき理由と、作るコツをお伝えしてきました。
最後にこの記事をまとめます。
まとめ
・多くの人に知ってもらうための個人メディア
・好きなことで人を集め、収入を得る
・集めるコツは有益情報の提供と専門分野に特化
個人メディアをつくるサイトは、ブログでもSNSでも、自分のコンテンツが公開できるものでしたらなんでも良いです。
プライベートでの利用ではなく、メディアを運営するという意識を持って個人メディアを作っていきましょう。
以上!漫画家のかいち(@KAICHIRO_ISHII)でした!