では、ここから
「昆虫食」について
アナタを理屈でぐうの音も出ないほどに
していただくのが本ポストの目的だ。
確かに調べれば調べるほど、食糧としての昆虫食(ここでは昆虫以外の食用の虫も一括してこう呼びますのでご了承を。)の優等生ぶりには目を見張るものがある。
今日はデータとともに「昆虫食」を読者の皆さんと考えていきたい。
もし、ある人々が
「「昆虫食」は尊く、信仰の対象だ。「昆虫食」を冒とくするものは聖戦の対象だ!爆破テロをしかけてやる!」
と言い出したら、事態は厄介だと言わざるを得ない。
何せ世界には、虫を食する人口が20億人もいるのだから。この人数は、世界3大宗教に十分に匹敵する数なのだ。昆虫食は日本では非常識でも世界の常識なのだ。
(ちなみに世界の人口(2018年)73億人です。)
興味がある人にとっては、熱狂の対象になるのが、スポーツ!共通の趣味があれば多少言葉が通じなくても世界中の人と仲良くなれるよね。
今日は例えアナタがスポーツ嫌いだったとしても朗報!
次のグラフは世界3大スポーツのファン人口との比較だ。
ここで驚くのは、当然、
(出典) https://gigazine.net/news/20101005_most_watched_sports/
あのクリケットがその一角を占めるということでは、ぬわぁ~い(ない)!
もし、アナタが昆虫食マニア、あるいは昆虫食フード・ファイターなら世界20億人の仲間と昆虫食談義が楽しめるということなのだ!
しかも、「昆虫食」ときたら、
圧倒的に地球にやさしい、即ちエコロジーな食材なのだ。
食糧を生産する大事な指標に飼料転換率(Feed Conversion Rate)というのがある。
つまり「1kgのその食材を生産するのに何kgのエサが必要か?」みたいな指標だ。
次の表を見てくれたまえ。
ここでつい目がいってしまうのは、西洋社会で重宝されてる牛肉というヤツがいかに非効率な贅沢品かということで、そんな環境負荷の高い食材をやたら喰ってるヤツらにクジラのことなど批判されたくないみたいな話は、本筋から離れて熱くなってしまうので、ここでは意識してこれ以上やめておこう。
でも、コレを見て
「なんだ、意外とチキンと環境負荷が変わらないじゃん。だったら絶対的に虫なんかよりチキンだな。」
と思ったア・ナ・タ。
ここでちょっと補足しておこう。上記の数値はあくまでも個体の全部の重量なのだ。
つまり可食部分はこれよりももっと少なくなる。
ちなみに可食部のみで換算すると、コオロギは脚(体重の17%)であり、よく消化されないと指摘される殻部分のキチン(同3%)を除いて、
全体重の80%が可食部となる。
つまりこれと同様のことを他の3者と比べるならば、鶏肉の2倍、豚肉の4倍、牛肉の12倍も高いということになるのだ。凄いでしょ~~~。
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