こんばんはクーです。
今回は日本の飲食業界期待1位の「いきなりステーキ」とその親会社「ペッパーフードサービス」について分析を行います。
日本だと飲食にこだわる方が多く、競争で鍛えられている良い会社があると思います。また分析してて楽しい業界でもあるので楽しみです。
ペッパーフードサービスはいきなりステーキを除くと、他にペッパーランチなどの事業がありますが、売上や利益の大部分がいきなりステーキに頼っている状態です。
ペッパーフード≒いきなりステーキの会社だと思っていただければOK
代表取締役社長CEOは創始者の 「一瀬 邦夫」。一代で会社を築きあげ大きくしました。話題性には欠かない社長です。
価格帯は1500~2500円(ライス・サラダ付き)くらいで付け合わせは選択可能。
この溢れんばかりのおいしそうなリブロースを見てください。ボリューム満点です。満足感はかなり高く、やきたてのステーキはとても美味しいです。
最近だと顧客単価を上げるためにデザートに水大福をだしたり、一部店舗のメニューに生カキ・焼きカキを追加しています。
まず労働環境。Vokersの企業分析では企業評価2.49点、飲食業界平均が3.00点で、業界平均より少し下です。日本で一番働きたい外食企業を目指す以上、もっと高い評価が欲しいところです。
ただ社員口コミを除いた所、給与・働き甲斐はあるとの声があります。不安点は今後急成長期をすぎた成長~安定の段階でいかに経営の方向を最適化していくかというとこですかね。カリスマ社長がいるからこその不安が多いです。
飲食業界の中でも、商品を1つ売った時の利益率が高いので従業員の給与に還元されるといいですね。
チャートは2017年10月に最高値を付けてから急降下中。約1/10です。
配当は前回1%台だったようですが、最近の発表で配当はなくなりました。株主優待もあり自社の商品券年間2000円~です。
今後の決算やチャートの転換点に期待です。
最新の半年毎の決算(2019年1月~6月)によると売上351億円(前年+25.6%)、事業別ではいきなりステーキが約86%の売上を占めます。
他、半年決算の指標はというと
2019年上半期は売上351億円(前年+25.6%)
2019年度の通期売上は764億円(前年+20.3%)を予想(最新の情報だと665億円に修正)
営業利益4億円(前年-73.0%)を予想(最新の情報だと-7.3億円に修正)
営業利益率1.1%
と売上は増加傾向ですが伸び悩んでおり、利益が赤字になってしまいました。クーポン配布だったり、無理な出店計画がたたったようです。
投資をするなら様子を見たいところ。
国内168店舗に対して海外は325店舗と海外志向が強いので海外次第ではまた化ける銘柄かもしれません。
インドネシア60店舗 、フィリピン58店舗、中国45店舗、シンガポール 40店舗
と東南アジアを中心に順調に店舗数も増えており、今後も目が離せない企業であることは間違いないと思います。
アメリカ、カナダにも店舗がありヨーロッパはこれからです。文化の違いがあってすごーーーく大変だとは思いますが是非海外出店は頑張って頂きたいですね☺
沖縄県に本拠を置くやっぱりステーキ。溶岩石プレートを使ってリーズナブルなお値段でステーキを提供しています。スープ・サラダ・ご飯SETで1000~1500円と絶妙な価格付け。CMが元気いっぱいです(-""-)
今後伸びてきそうなステーキ飲食店。
牛角の創業者がつくった一人焼肉店。幸楽苑とチェーン店契約を結んでいます。
1000円前後のちょうどよい価格で焼肉セットが食べられて、お手軽。入店してテーブルにそなえつけのIpadで注文。すると素早くお肉が出てきます。
テーブルとお盆がジグソーパズルの関係になっていて、スペースが無駄なく使えます。接客側からすると配膳もやりやすいですね。
精算が何故か現金のみなのがちょっと残念。
それでは今回は以上になります。お読みいただきありがとうございました。