こんばんはクーです。
今回は日本のペンタブレットメーカーWacomについて企業分析を行いたいと思います。ビジネスマンからクリエイターまで使ったことがある方は多いのではないでしょうか?
デジタルペンの技術を通して、「デジタルで描く・書く」体験をお客様にお届けするテクノロジー・リーダーシップ・カンパニー です。
私たちは、この世界をよりクリエイティブな場所に変えるため、インスピレーションをとどけ、その方法を提供します。
事業としてはイラストレーターやデザイナーといったクリエイターへデジタルペンを中心にタブレットやアプリケーションを提供しています。法人向けの製品としては、液晶サインタブレットやCAD(設計用ソフトウェア)アプリケーションがあります。
また万年筆のモンブランやGoogleにOEMを行っていたりもします。
※OEM:委託されて他社の製品を製造すること
Wacomの製品は主に2つに分かれます。スタイラスペンとデジタルタブレットです。詳しく見て行きましょう。
まずはビジネスマン向けの製品スタイラスペンです。Iphone,Ipadなどデジタルモバイルに紙と同じぐらい感覚でメモやスケッチを行うことを目指した精密さを追求したシリーズ。
極細のペン先、丸型のゴム製ペン先、ボールペン併用など色々種類があります。
どこまで自由に創作活動を出来ることを目指したWacom最高峰のタブレット。昔でいう、キャンパス・絵具・筆・イーゼルを併せた物といったらいいでしょうかね。現代のフェルメールや雪舟、ミケランジェロはこのデバイスから生まれるのかな。
<AmazonよりWacom Mobile Studio Pro>
次の時代のクリエイターは仮想空間にデザインを書き、現実世界に3Dプリンターで誕生させる。そんな時代かもしれません。
またVRはFacebookを始めとしてテクノロジー企業が注目している分野で、広告・デザイン等、クリエイターのビジネスチャンスも急増していくのではないかなと考えます。VRならではの広告も出るでしょうし、初期の頃は珍しさで広告でも注視してくれる人が多そうです。
youtubeの360度動画も注目です。
またWacomはMagic LeapというMR(複合現実)のベンチャーとも提携しています。まさに未来の世界ですね。
では各指標です。
PER31倍、配当1.08%、営業利益率約5%、チャートを始めとして、売り上げ等各指標は横ばいで今後の仮想空間事業がどの程度伸びるかにかかっていますね。
これからの世界を支える将来性のある企業でした。収益にはまだ結びついてませんが、経営もセンス有りな印象を受けます。
そんなワコムのプロダクトを味わいたい方は日本初の直営店へどうぞ。良い製品を作るだけではなく、時代に合わせた販売も考えてますね。
Wacom番外編では今回触れなかった、デジタルサインの関係で電子署印・署名の記事を予定しています。それではお読み頂きありがとうございました。
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・安定の日本企業、資生堂