こんばんはクーです。
最近、印鑑が盛り上がっていますのでこのおりに電子署名市場についてご紹介したいと思います。
まず電子署名で有名な4社を紹介致します。
Adobe Sign(アドビサイン):総合ソフトウェア企業、PDFが有名
PDF主体でサインしていく企業はここを選ぶことになりそう。他社と違い総合で売っていける強みがありますね。
Docu Sign(ドキュサイン):電子署名アプリ専門のソフトウェア会社
Office365と連携可能とのこと。世界最大手。電子印鑑もあるよ
Cloud Sign(クラウドサイン):法律相談ポータルサイト運営の弁護士ドットコム
Slackと連携開始予定、Salse forceとも連携済み。国内最大手。署名の契約提携と同時にクレジットカード決済を行える機能などソフトウェア会社ではないけれど有望な印象。
PCと連携したサインタブレット、ペンも製造していて幅広いハードを保有。
が有名どころです。
グローバルではDocu Sign(ドキュサイン)が導入企業454000社、国内ではCloud Sign(クラウドサイン)が電子契約国内シェア80%、導入企業35524社とトップ。
国内はCloud Sign(クラウドサイン)、世界ではDocu Sign(ドキュサイン)がリーダーシップ企業でありながらも各社同程度のシェアで鎬を削っている状態です。
Docu Sign(ドキュサイン)はこの電子認証の潜在市場は250億ドルあるとしています。Docu Sign(ドキュサイン)自体の売上が年間6億ドル程度なのでまだまだ拡大傾向・余地があります。
有望な市場としてみるなら投資対象としてはやはりDocu Sign(ドキュサイン)を注視しつつ業界を探っていくといいかもしれません。
次に電子署名のメリットをまとめたいと思います。
・作業効率改善
契約作業自体が早い、電子デバイスがあれば場所を問わず本人が決裁可能
・コスト削減(紙代、コピー代、郵送費、印鑑代、人件費、)
紙自体が必要ないので紙のやり取りに関わる全てのコストが削減可能です。
印紙税(4000円程度?)も削減できるらしい。これはコストカット。
ただアプリ代が月額いくらかかかります。
・信頼性
誰が押したのか、いつ押したのか、ソフトウェアによってはどの地域で押したのか等までわかってしまいます。これは紙では中々出来ない強固なセキュリティ。
以上です。もっと詳しく知りたい方は電子署名企業の各社HPをご覧ください。
一人あたりの売上が伸ばし会社を成長させる上でペーパーレスひいては電子署名は欠かせない分野でしょう。
また4月より施工される働き方改革、その後押しもあってこれからもどんどん市場は伸びていくことが予想されます。
少し余談ですがMicrosoftはその書籍、Microsoft 再始動する最強企業で
・紙とは働き方を制約する物。
・不正の検出もしやすい
と働き方改革の項目でいかにペーパーレスを行い、電子・機械で行っていくことが有用か訴えかけていました。
それではお読み頂きありがとうございました。