皆さんこんにちは!東南アジアを数ヶ月旅した事のあるケニーTです!今日はケニーが、マレーシアを旅していた時に手に入れた、珍しい物を簡単な歴史と共に紹介したいと思います。
こちらをご覧下さい。よく見ると漢字が使われていたりJAPANESEと書かれていたり、外国の紙幣のように見えると思います。こちらは軍票といって、太平洋戦争で日本がマレーシアを占領した際に、現地で様々な物資を調達するために、一次的な紙幣の代わりとして発行されたお金になります。
マレーシアのお土産屋さんで販売していたのですが、初めてみた時に『なんだこれ!?』と思い、詳細を知らぬまま思わず購入したものになります。
日本は当時、マレーシアだけに留まらず、侵略した様々な国でこの軍票を発行しました。当時の現地の人は、自国のお金をこの軍票に両替して暮らしていた地域もあったそうです。
日本が敗戦すると、この軍票は殆どがただの紙切れとなってしまい、余りにも役に立たない為、タバコの巻紙として使用した現地人が沢山いたそうです。皮肉たっぷりにタバコを吸った人も中にはいたのではないでしょうか。
そして、この軍票を日本人であるケニーがまた何も知らずに、嬉しそうに購入して行ったのです。戦争の遺物を、観光客用のお土産として販売していた為、ケニーは購入する事ができて、こうして軍票を調べるきっかけにもなったのです。
しかし今思うと、店員さんにはケニーがいささか滑稽に映ったかも知れませんね。何十年も経っているとはいえ、当事者である日本人が、何も知らずに嬉しそうに購入してしまった訳ですからw
ロシアとウクライナの戦争
いまだ戦争は続いていますが、戦争は決して起きてはならない事だと思っています。日本も北方領土問題などもあり、決して他人事ではございません。一刻も早くみんなが安心して暮らせる世の中が戻ってくる事を祈っています。
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