海外の仮想世界(メタバース)界隈で最近、有名と思われるところだと、Decentraland、Somnium Space、Cryptovoxels、The Sandboxあたりです。
このうち、前回までに、The SandboxとCryptovoxelsの土地を買ってみた、という報告はしたのですが、残りの二つはしておりませんでした。そのうち、やっとのことでSomnium Spaceの土地を買うことが出来たので報告します。
数週間前からプレセールにスタンバイして、土地の購入を目論んでいたのですが、いろいろとあって、入手できていなかったのです。
で、今回購入した土地はというと……ちょっと以前の目論見からだいぶ変わりました。理由についてはこれから説明します。
↓がSomnium Spaceのメタバース全体図で、中央の白丸がWaypointと呼ばれる、最初に参加した時に、自分(アバター)が出てくる場所です。
まず注意したいのは、他の多くのメタバース世界と異なり、クリックした場所やリンクをクリックしたらそのアドレスに出られるという訳ではありません。
瞬間移動したい時には、テレポーテーションできる装置が所々にあるので、それに乗らなければならないのです(たしか有料)。
この辺は現実世界をなるべく忠実に再現したい思惑?があるようです。あとはそのテレポーテーション装置をNFTとして高くで取引して欲しいようです。
この点は、土地の購入にいろいろと悩んだ点の一つで、つまりWaypointから近ければ近いほど、新参者が来やすいということです。基本的に広告を出したいキンク文庫としては、当然、Waypointから近い方が有利です。
と思ってたのですが、やはりWaypoint近くの土地は値段が高いし、正直、周りに建物だらけで、広告も目立たない。また、一ユーザーとして、このゲームの"売り"?である景観グラフィック等も楽しめません(ただしダウンロードが長く、いろいろと重い)。
ということで、結局、上の地図の右下の超ド田舎に土地を購入しました。
何故そんなクソ田舎に? と言われそうですが……まあ今回は宣伝の為というよりは、とりあえず景観が楽しめるとこで、人があまり来ないエリアを選びました。
どうもこのSomnium Spaceのコンセプトが、そんな気がしたのです。
実際に、値段が高い土地というのが、水辺であるとか、小さい島の中とか、どちらかというと田舎のアウトドアライフを仮想世界で楽しむ、みたいな感じがしたからです。
NFTとしてテレポーテーション装置の他に、キャンプ用テントやカヤックもあるので、将来的には手軽にアウトドアも楽しめる、水辺の別荘地感が出したいのかなーと思っています。
試しに池の中に突っ込んでいくと分かりますが、池の中もちゃんとグラフィックと音が出ます。けっこうリアルです。似た感じのポリゴン調であるDecentralandと比べると、土地に凹凸があり、よりいっそう現実感があります。
まあ、将来的に要らなくなったら、そっちに賭けた方がもっと高くで売れる可能性があるので、広告への利便性よりも、その可能性の方を優先しました。
あと自分もそれなりに楽しめるようにです。
購入した土地周辺は、全体的にけっこう丘陵となっていて、しかも池側に斜面になっているところにあります。これが今回購入を決めた最もの理由です。夜景は、まあまあ綺麗かなと思います。
あと上で説明しませんでしたが、一度、ログインというかアバターが仮想世界に入って、プレイした後にログアウトします。
そして次にログインした際は、直前にログアウトした場所から始まるようです(これ重要)。
実はこのQ&Aを必死で探しました(こういう後で費用がかかる可能性がある事柄を隠したがるとこもあるので、あえて聞きませんでした)。
だって、せっかく静かな田舎の土地を買ったとしても、Waypointから遠いという理由で、ログインする度に、片道数十分の道のりを歩くか、金払ってテレポートするかしなければなりませんから。
プレセールは残り一回らしいのすが、他のメタバースと比べると金額が高めです。今回一番小さいSでも2ETHちょいかかりました。プレセールでです。
まあでも他と比べるとグラフィックは一番いいかなーと思います。Decentralandも悪くはないですが、いろいろな自由度はこちらの方がありそう。
とりあえず、購入した土地には、キンク文庫のロゴを張り付けた看板を立てておきました。機会があったら行ってみて下さい、遠いです!(笑)