先日、こんなツイートをさせていただきました。
ここに出てくる友人ですが、
実は日本に住んでいたこともあり、そもそも日本大好き。当然のことながら、日本訛りの英語にも慣れている。
そんな彼が
「なぁマリ、彼女はなんて言ったんだ...?」
と質問してきたことに、私は少なからずショックを受けました。それは、ちょっと聞き取れなかった、とかではなく「全くわからなかった」という意味だから。
いや、当然の反応かもしれない。
何せ私もわからなかったから。。。
下手な英語でもいいって言うけどさ、
やっぱり限度はあるよなぁ。。。
など考え込んだのです。
しかし先日、この考えに一石を投じる出来事が!
それはとある中華クリプトナイト。
パーティーゆえにみんなワイワイ。
ワイワイがやがやの最中、プレゼンが開始された。
誰も聞いちゃいないが、、、
とにかく何かが進行していく。
そして、真打が登場した。
(プライバシーの関係から、ここから先は画伯の絵でお楽しみください)
簡単な挨拶の後、彼は言った
へぇ、中国人でもそんなこと言うんだ。
なんか日本人みたい。
新鮮な驚きを感じる。
あー、なるほどね。
そのための言い訳か、と納得したのも束の間、
あれ?
モニターないけど、、、
まさか、、、
まさか!!!!
当然のことながら音声が悪く、
当然のことながら聴衆はガン無視状態、
それでも気にせずマイクで拾い続ける彼!
カオスな状況に爆笑&大興奮の我々!!!!
因みに彼は「なぞなぞ解けたらギフトあげるよタイム」も設けていましたが、誰も彼の英語が分からないため成立せず。
じゃ、まぁいっか!
とばかりに壇上から降りる彼。
いやぁ凄い、凄いよ中華。
さすがクリプトの冬真っ只中でも、ヒルトンホテル借りてウェイ系イベントこなしただけのことはある。
だからね
何が言いたいかというとね
考えても見てほしい。
日本企業が世界の時価総額ランキングを総なめにしていたころ、今より英語人材は多かったか? 今より英語教育は進んでいたのか?
絶対にそんなことはない。
わけのわからん英語でも、ビジネスの共通言語=数字=金の力とバブルの勢いで世界に飛び出していたはず。
そう、勢いと金なんだよ。
悲哀。
斜陽の母国に思いを馳せ、
しみじみと会場を後にしたのでした。
とはいえですね、、、
最初に話した日本人と彼の英語を比較すると、おそらく彼の方が話せると思います。ペラペラじゃなくていい、最低限の意思疎通をはかれて場慣れしていることは必須かなぁと思います。
このレベルなら、その気になれば1ヶ月もかからないと思う。だからこそ、その1ヶ月の準備を怠りピッチをしたことに、私の友人は不安を感じたのでしょう。
金も勢いも足りないなら、ちゃんと勉強して食らいつくしかない。
それが現実なのかもしれません。
MALIS