7歳の時三郷団地に住んでた事があり
当時図書館が無かったので代わりに
大型バスを改造した移動式図書館が
毎月1回3台来てくれてた
借りた本は翌月まで借りられて
また移動式図書館が来たとき返し
俺は毎回電車の本を借り母親は俺用に
歴史の人物の本を借りて読んでくれた
学校では移動式図書館で借りた本を
皆で持ち寄って学級文庫に入れて
クラスの子達で読みまわす事が出来
俺も電車の本と鉄道模型の本を入れる
( *´艸`)
しかし電車や鉄道模型の本は
誰も興味を持ってなくて全然読まれず
いつも学級文庫の端に追いやられて
俺以外読まなくてほこりをかぶってた
1番読まれてた本は男子が宇宙の本で
女子は料理の本でそれ以外の本は
全く読まれず持ってきた本人がたまに
自分で読んでる位だった
俺は宇宙の本も興味あったけど
それ以上に鉄道模型に興味があって
休み時間になるといつもその本を読み
1人でニヤニヤしてる
(・∀・)ニヤニヤ
ある日学級文庫に昆虫の本があり
男子なら誰でも興味を持つ昆虫だけど
意外にも今まで誰も借りてこなくて
珍しいから読んで見る事にした
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
昆虫の本を見るとカブトムシや
カマキリやトンボと言った昆虫が
写真で載ってて名前が書いてあり
とても解りやすかった
そして1ページずつよく見ていき
とあるページをめくると突然!
左右2ページ分全部使った蝶の幼虫の
ドアップ写真が出てビックリした!
キャー!ε=ε=(*ノ>Д<)ノ
俺は幼虫の気持ち悪さとその衝撃で
思わず「うわー!」と大声を上げ
本を放り投げてしまって周りの皆から
一斉に注目されてしまう!
俺はまさか自分が幼虫ごときで
こんなに驚くとは思わず今の行動で
猛烈に恥ずかしくなってしまい
本を戻して急いでトイレに逃げ込んだ
そして気持ちを落ち着かせ教室に戻り
次の休み時間もう1度昆虫の本を見て
幼虫写真が自分でもそんなに怖いのか
信じられなかったから見る事にした
すると幼虫のドアップのページになり
勇気を振り絞って恐る恐る開くと
また衝撃的な恐怖に襲われて思わず
「キャー!」と叫んでしまう!
キャアアアー!!∑(;Д;ノ)ノ
そしてまた本を放り投げてしまい
またみんなが一斉に俺の方に注目し
とある男子が本を拾って何が怖いのか
確かめようと読み始めた
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
そしてその男子が幼虫のペーを開くと
俺と同じく「キャー!」と叫んで本を
勢いよく閉じて目をつぶってしまい
しばらくして目を開けたら涙目だった
その姿を見て俺は突然出てくる幼虫で
怖がるのは自分だけじゃないと解り
他の男子にもその本を見て貰って
同じ恐怖を味合わせてやりたくなった
なので俺は幼虫のページを見ない様に
指で押さえて男子の目の前に行き
俺は表紙側しか見えない様にして
その子に向け幼虫写真を開いて見せる
すると想像通り凄く驚いて楽しくなり
女子にもやってやろうと思って
女子の机に行き本を開こうとしたら
その前に教科書で殴られてしまった!
当時の女子は男子に対して容赦なく
意地悪してやろうとするとスグ暴力で
解決してくるから幼虫写真より恐怖で
下手に悪い事が出来なっかった
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ
その遊びがしばらく続くと本が少し
ボロボロになってきてしまったから
誰だか解らない持ち主が回収していき
それからその本を見なくなる
なので翌月移動式図書館に行った時
例の昆虫の本を今度は俺が借りて
また皆を怖がらせてやろうと探したが
既に誰かに借りられてて無念だった
(´・д・`)ショボーン