6歳の時
当時住んでいた三郷団地で
毎年恒例のお祭りが
開催される事になった。
三郷団地は
当時関東で1番大きな団地で
1周するだけでも
大人の徒歩で1時間以上かかる。
そんな大きな団地全体が
お祭りの開催場になり
団地全体に飾り付けがされて
夜のネオンが凄く輝く。
このお祭りのネオンは
深夜中点灯していて
深夜外に出ても
普通に街中が明るかった。
盆踊りをする壇上も
団地各所に設置されて
ここを中心に祭り会場が広がる。
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
この盆踊りの檀上を設置する時
立ち入り禁止にせず
団地の広場で
普通に工事が進められた。
その為
設置準備の人がお休みの日は
子供達の格好の遊び場になる。
(´∀`*)ウフフッ
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
当時俺は
立花小学校と言う所に
毎日通学してた。
この日家に帰ると母親が
パーマ屋さんに行くと言うので
弟と一緒について行った。
(´∀`*)ウフフッ
パーマ屋さんは
団地の中央商店街にあり
ここまで自転車で向かった。
この時乗ってた自転車が
3輪の自転車で
後ろに大きなカゴが付いてて
このかごに俺と弟が乗り込む。
この状態の3人乗りでも
弟がまだ3歳だった為
2人でかごに入れる体格だった。
ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
かごに乗りながら俺は
母親がどんな髪型にするのか
聞いてみた。
すると
「縦にクルクル巻く髪よ」
そう言っていた。
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中央商店街につくと
盆踊りの檀上が設置されてて
お城みたいにそびえたってた。
そして母親は
パーマ屋さんに行き
待ってる間我々兄弟は
この盆踊りの壇上で遊ぶ事にした。
盆踊りの檀上は
まだ階段が設置されて無くて
壇上に行く事が出来ない。
仕方ないので我々は
壇上の下の骨組み部分を
ジャングルジムの様にして遊んだ。
しばらくすると
霧雨が降ってきて
壇上の下にいないと濡れてしまい
出られなくなってしまう。
しかし
ここにいるだけじゃヒマなので
また弟と2人で遊び始めた。
ヾ(*´∀`*)ノ
10分位遊んだ頃
疲れてきたので弟と合流し
一休みしようと移動する。
( ´ー`)フゥー...
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遠くを見ると弟も
一生懸命俺の方に向かって来て
動きがなんかたどたどしい。
なので俺は
「今そっち行くから~」と言い
弟をその場で待たせようとした。
その瞬間!
弟が足を滑らせて
顏を真下の鉄骨に
「ゴン!」ぶつけてしまった!
そして俺は
急いで近づくと弟が
起き上がり大泣きし始める。
オロ((ヾ(*'д';*)ノシ))オロ
弟の頭を見ると
こめかみから血が流れてて
普通にぶつけたのと何か違ってた。
そこで俺は
どこにぶつけたのか見ると
飛び出たボルトに血がついてて
ここにこめかみをぶつけたようだ。
この後
急いで母親の所に連れて行くと
母親が凄い奇声を上げて驚いた。
ギャァァァァァァー!∑(゚Д゚ノ)ノ
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弟を見た母親は
髪の毛にタオルを使い
ターバンを巻かれた状態で
近くにある病院に連れて行った。
この病院までは
歩いて1分位の所にあり
緊急外来患者として
スグ見てもらえる事になった。
そして
急いでレントゲンを撮り
結果が頭蓋骨に損傷なく
母親と一緒に凄くホッとする。
その後
止血をして消毒し
麻酔無しで3針も縫われてた。
(>_<)イテテテ
このあと弟は
痛み止めの薬が効くまで
病院のベッドで寝る事になった。
(ヽ´ω`)フゥ-3
この時
俺が弟の付き添いで残り母親は
ホッとして顔をして
パーマ屋さんの続きに戻った。
しかし母親は
全然戻ってこないから
眠くなってしまい
俺も弟と一緒に寝てしまう。
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母親のパーマ屋さんが
やっと終わって
我々を迎えに来てくれた。
(*´▽`*)
この時母親に俺は
「弟しか抱っこ出来ないから
歩いて自転車に行って」
そう言って起こされてしまう。
仕方ないので俺は
眠たい目をこすりながら
自転車まで歩いて乗り込む。
弟は
母親におんぶされて行き
何かうらやましかった。
(*´゚д゚`*)イイナ‐
数日後俺と弟は
また盆踊りのやぐらで遊ぼうと
ケガした場所に行ってみた。
するとそこには
2m位の網の柵で囲まれて
とても子供じゃ中に入る事が
出来ないようになってた。
その後家に帰り母親に
「やぐらで遊べなかった」と言うと
「病院が市に通報してああなったの」
そう聞いて我々が原因と知った。