6歳の時
当時住んでいた三郷団地の
天使幼稚園と言う所に通ってた。
(*´-∀-)フフフッ
幼稚園の卒業式
ブラスバンドを年少さんと
父兄に披露する恒例行事があり
練習することになった。
この幼稚園は
お遊戯と音楽に力を入れてて
その他の勉強と言えば
英語だけしかない。
そしてさっそく先生に
音楽室に連れてかれて
どんな楽器で演奏するのか
みんなで見ることになる。
するとそこに用意されてた楽器は
子供用サイズの楽器がおいてあり
しかも全部おもちゃでなく
本物の楽器がそろってた!
楽器の種類は
木琴や鉄筋やトランペットや
棒の左右にトライアングルや
鉄琴や太鼓等ついてる物もある。
生まれて初めて俺は
本物の楽器に触れることができ
嬉しくなってしまい手に取って
全部の楽器の音を出してみた。
(∩´∀`)∩ワーイ
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しかしたくさんある楽器の中でも
フルートとトランペットが
どう頑張っても全然音が出せなくて
この楽器絶対無理だとあきらめた。
そして先生が
この楽器を使って何の曲をするのか
ラジカセを用意して
我々に聞かせてくれた。
その音楽を聴くと
どこかで聞いた事がある音楽で
この曲の名前がトルコ行進曲だと
先生が教えてくれた。
トルコ行進曲を聞いた感想は
「こんな曲演奏するなんて
絶対無理!」と感じてしまい
演奏する事が凄く不安になる。
しかも音を出すのが無理と感じた
トランペットやフルートまで使い
幼稚園児が演奏するなんて
狂気の沙汰にしか思えない。
ヒィー(゚ロ゚ノ)ノ
でも先生は
「絶対誰かにやってもらいます」
そう言って凄いやる気を起こしてて
鼻息を荒くしてた。
たぶんそれは
先生の教育の集大成を示す行事の為
すごく生き込んでるのだと感じた。
(# ゚Д゚)フンガフンガ
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そして
先生の熱意で演奏が強行され
自分が演奏する楽器を
各自で選ぶことになった。
ヒィィッ!!∑(;Д;ノ)ノ
そこで俺は
何とか音を出すことができた
木琴に速攻向かっていき
誰にも取られないように抱え込む。
でも他にも木琴をやりたい人がいて
「木琴俺がやりたいー!」と言い
俺から抱え込んでる木琴を奪おうと
激しく襲い掛かってきた。
でも俺は
どんなに木琴を引っ張られても
絶対に放さず相手を蹴り飛ばし
何とか死守することができた!
( ゚皿゚)キーッ
そのご俺は
いったい誰がトランペットなんて
演奏するのか興味津々で
ずっと眺めてた。
案の定みんなトランペットなんて
音を出す事が出来なかったから
誰もやろうとせず
ポツンと1つだけ残ってる。
でもフルートは
女子が見かけの綺麗さに惹かれ
結構人気の楽器になってて
じゃんけんで決めてた。
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
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その後トランペットが残ってしまい
仕方ないので先生が
クラスで1番太ってる早川君を指名し
強制的にやらされることになった。
最初早川君は
大太鼓をやりたくて取ってたけど
先生にメチャメチャおだてられて
トランペットのやる気を出した。
そして先生にトランペットの
音の出し方を教わり
早川君が実際に音を出してみたら
なんと!いきなり音が出た!
この快挙にクラスの子たちが
みんな一斉に「スゲー!」と
大声をあげて超ビックリ!
∑(゚Д゚)スッ、スゲー!!
これでトランペット奏者が
無事に早川君に決まり
全員の担当楽器も
平和的譲り合いで決定した。
しばらくして先生が
我々に楽譜を渡してくれたので
それを確認すると
音符に全部かなが振ってあった。
確かに凄く見やすかったけど
楽譜がすごく分厚くて
「こんなの絶対無理だ」と感じ
うんざりしてしまう。
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
そして各自で楽譜を見ながら
練習するように言われて
みんな楽譜を見ながら
メチャメチャに音を出し始めた。
そのまま俺もしばらく練習してると
先生が木琴組に来てくれて
音の出し方や楽譜の見方などを
丁寧に教えてくれた。
この時初めて
木琴を左右の手を使ってたたき
教わった通りに練習したけど
全然両手使いが慣れず苦労する。
ε-(・д・`;)フゥ…
その後しばらく練習し
何とか両手が使える様になったので
休憩することにして
トランペットの早川君を見てみた。
俺が練習してる時早川君は
一生懸命練習してるみたいで
遠くから「ブオーン!パオーン!」
「プギャー!」と音がしてた。
でも今見てみると
何とかトランペットで音階を奏で
曲らしい音が出始めてて
「スゲーな」と感心してしまう。
その後俺も練習をしてるとこの曲は
同じパートの繰り返しだと気が付き
そのパートさえ覚えてしまえば
全部演奏できると解った!
*゚。+(n´v`n)+。゚* ワーィ♪