2歳の時
母親が弟を妊娠し
引っ越す事になった。
この時俺の家族は
西川口の風呂なし共同トイレの
12畳1間しかない1Kに住んでた。
ε-(・д・`;)フゥ…
しかし
母親が弟を妊娠したので
家事の負担を減らす為
お婆ちゃん家に引っ越す事になる。
おばあちゃん家の広さは
2LDKしかなく
我々3人家族が引っ越すと
4人になってしまって少し狭い。
でも風呂トイレ付きの
都営住宅だったので
家賃が凄く安くて
西川口の家より便利に生活できる。
しかも出産費用も貯金でき
父親の会社も歩いて5分の距離で
引っ越すメリットが大きかった。
ヾ(*´∀`*)ノ
そんな理由から
弟が生まれるまで
お婆ちゃんの家で
お世話になる事にした。
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
引っ越して間もない時父親が
お風呂が凄く狭く感じたようで
家のお風呂にあまり入らず
よく銭湯に行ってた。
今まで西川口にいた時
ずっと銭湯通いだったせいで
備え付けのお風呂が狭くて
慣れなかったらしい。
しかし
母親とお婆ちゃんは
家のお風呂にすぐ慣れて
銭湯にあまり行かなかった。
それに父親は
母親のお婆ちゃんの家なので
毎日気を使ってしまい
肩がこるとも言ってた。
確かに会社で働いて緊張し
家に帰っても他人の家だと
気が休まる時が無いのかも。
( ´Д`)=3 フゥ
なので父親は
仕事帰りに
よく友達の柴沼さんと一緒に
どこかに飲みに行ってた。
俺もたまに
父親の銭湯に付き合って
その帰りに柴沼さんと一緒に
飲み屋に食事をしに行ってた。
\( 'ω')/
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
俺は
母親より優しくしてくれる
お婆ちゃんが大好きで
1日中一緒に遊んでた。
この時お婆ちゃんが
俺に色々なおもちゃを
よく買って来てくれてた。
その中に
子供が乗れる電車の玩具があり
それが大好きでよく遊んだ。
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
しかしお婆ちゃんは
電車のパンタグラフが危ないと言い
電車のパンタグラフを全部
力技で引っこ抜かれてしまった。
それを見てた母親は
「別に引っこ抜かなくても
危なくない様に出来てるよ」
そう言ってた。
でもおばあちゃんは
「ダメ!危ないから全部取る!」
そう言って1歩も譲らなかった。
(*`ェ´*)プンプン
そのせいで
俺が遊ぶ電車の玩具は
全部パンタグラフ無しの
ただの箱みたいになってしまう。
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
ある時俺は
三輪車を買って貰い
家の前でよく遊んでた。
ヾ(*´∀`*)ノ
三輪車で遊ぶ時
本気でこぎ続けてたから
すぐに疲れて休んでしまう。
でもまだ全然遊び足りず
何かをして遊びたくて
ある時三輪車をひっくり返し
車輪を回してみた。
すると車輪だけ空回りして
機械が動いてるように見え
それが楽しくなってしまい
ずっと回して眺めてた。
しかしだんだん
それだけじゃ機械の動き方が
物足りなく見えてきてしまう。
なので俺は
車輪を回て上から砂をかけ
車輪の勢いで砂が飛び散るのを見て
なんだか楽しくなっていた。
その遊び方を俺は
理由が解らないけど
お弁当屋さんごっこと名付けた。
(*´-∀-)フフフッ
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
西川口に住んでた時
父親が電気屋のゴミ箱から拾った
白黒テレビしかなかった。
(´・д・`)ショボーン
しかしお婆ちゃん家には
なんと!カラーテレビがあり
番組が全部カラフルで感動した!
この頃のテレビ番組は
マジンガーZや勇者ライディーンや
鉄腕アトム等の再放送がやってて
それが大好きでよく見てた。
しかし放送時間が
朝6時頃から早い時間帯に放送され
朝ご飯の前に夢中になってみてた。
俺は
アニメの主題歌が好きで
必死に覚えようとしてたけど
全然覚える事が出来ない。
なので俺は
お婆ちゃんに歌ってもらおうと
わがまま言って覚えてもらった。
そして俺は
大好きなアニメの歌を
お婆ちゃんに歌わせて
大満足して喜んでた。