2歳の時
西川口の家賃15000円の
風呂無し共同トイレの
超ボロアパートに住んでいた。
この時
同じ階の1番奥の部屋に
豊田さんと言う大学受験生がいて
とよちゃんと呼んでよく遊んでた。
しかし午前中に遊びに行くと
いつも「今勉強中だから
午後から遊びに来て」と
断られてしまう。
そんな時は
目の前の公園に1人で遊びに行き
砂場で山を作って
プラレールをを走らせて遊んでた。
俺は
とよちゃんに遊ぶのを断られると
家に戻らず直で公園に行く。
(´∀`*)ウフフ
なので母親は
俺が1人で公園にいるなんて
いつも全然知解らない。
しかしこの公園は
誰も人が来ない辺境の公園で
俺1人だけの遊び場だった。
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
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お昼になると母親は
とよちゃんの家に俺を迎えに行き
一緒に遊んでない事に気が付く。
そして
また1人で公園で遊んでると解り
急いで迎えに来てくれた。
オロオロ((;д;`≡´;д;))オロオロ
昔は
1人で2歳の子が公園で遊ぶ事に
危険を感じてなくて良い文化。
この頃は
街の大人たちが全員で
子供達の面倒を見ると言う
アットホームな時代だった。
なので俺の母親も
2歳の俺が1人で
目の前の公園に行っても
あまり心配しないですんだ。
そして午後になると俺は
昼寝をしたあと
母親と一緒に買い物に行く。
(∩´∀`)∩ワーイ
この時いつも
とよちゃんを誘って
一緒に買い物に行ってた。
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買い物に行く時俺は
いつもとよちゃんに抱っこされて
母親が2人分の荷物持ちになる。
(ヽ´ω`)フゥ-3
この時とよちゃんは
俺の為に覚えてくれた
アニメの歌を歌ってくれた。
ライディーンの歌や
グレンダイザーの歌や
マジンガーZの歌など
色々歌ってくれる。
母親も歌ってくれるが
とよちゃんの方が母親より上手で
レパートリーも多かった。
ヾ(*´∀`*)ノ
そして買い物が済むと
母親達が荷物を置いて公園に行き
そこで雑談を始める。
この時俺は
プラレールの電車を持っていき
また砂場で山を作って遊べた。
その後夕方になると
母親達が家に戻って行き
雑談会が解散になる。
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ある日俺は
また1人で公園の砂場に行き
山を作って遊んでた。
すると
今まで見た事が無い子達が
3人で来て公園で遊び始める。
その子達は
初めて発見した公園らしく
凄くはしゃぎまくってた。
(∩´∀`)∩ワーイ
しかし俺は
そんな事を全然気にせず
砂場で山を作って遊んでた。
しばらくすると
見た事ない子達が砂場に来て
俺と同じ山を作って遊び始めた。
(´∀`*)ウフフッ
この時山に道も作り
俺の方にまで迫ってきて
「じゃまだからどけよ」と
言われてしまった。
しかし俺は
「ヤダ」と断ったら
見た事ない子達が俺に向かって
砂場の砂をかけてきた!
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砂をかけられた俺は
泣きわめいて母親の所に行き
助けを求めに行った。
。゚(゚´Д`゚)゚。ウワァ─ン
しかし俺は
またいつものように
「我慢しないさい」と言われ
泣き寝入りするのかと感じた。
その訳は
いつも玩具が欲しいと駄々こねると
母親が「我慢しなさい」と言うから
またそう言われると思った。
でも家に到着して
俺の砂だらけの姿を見た母親は
「誰にかけられたの?!」と
凄く驚いた!
そして俺が公園を指さすと
母親が凄い形相で公園に向かい
「砂かけたの貴方たち!」と
大声で怒鳴り始めた!
すると初めて見る子達が
母親の大声にビックリし
「ウワー!」と叫んで逃げていく。
∑(゚д゚ノ)ノウワッ!!
それを見た俺は
気分がスカッとし復讐した気分で
「やるじゃんママ!」と褒めて
我慢しなくて良かったと安心した。