今年で4回目になる
世界最高の自然写真を決定戦
2022年度の世界自然写真大賞の
受賞作品が発表されました。
このコンテストは
部門ごとの中から金銀銅を決め
更に全部門の写真の中から1つ
グランプリを決めるものです。
Winners — WORLD NATURE PHOTOGRAPHY AWARDS
今年のグランプリに輝いたのは
ドイツ「イェンス・カルマン」氏の
アフリカ南部ジンバブエ共和国
マナプールズ国立公園にいるワニ
干ばつになるとここの気温は
45度にも達てしまうのでワニは
温度が低い泥の中に逃げ込み
この時目だけ出した瞬間です。
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
哺乳類部門の金賞は
日本人おかだひでとし氏が撮影した
淡路島のサルが身を寄せ合う姿で
滅多に遭遇出来ない光景だそうです
1組の母猿と赤ちゃんが抱き合うと
そこに他の猿が集まって抱き着き
毛づくろい等を行なってる瞬間で
このとき30匹位集まったそうです。
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
両生類・爬虫類部門の金賞は
日本人「いくまのりひろ」氏の
ナガエヒキガエルの親子が生んだ
ひも状の卵の写真です。
三重県のおせわ市にある山の中で
産卵に降りてきて卵を生んだ瞬間で
この紐上卵の塊の中には
2500位の卵が入ってるそうです。
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
節足動物部門金賞は
スペインの写真家
ハビエル・ヘランツ・カセラス氏の
岩場で餌を探すアカテガニです。
白い煙のようなものは
カニの後ろから流れてくる海水で
この様子から決めたタイトルは
「岩に現れた幽霊」といいます。
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
自然芸術部門金賞は
イスラエルのトムシュレシンガ氏の
サンゴが卵を生んでる瞬間を捉えた
幻想的な奇跡の瞬間です。
サンゴの産卵を捉えるには
年に一度だけ1番産卵に適した日の
一夜だけ一斉に卵をを出すので
この奇跡の日しか撮影できません。
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
人と自然部門の金賞は
ノルウェーの写真家
ヴァージル・レグリオーニ氏の
深さ30m下の氷河から捉えた夜空。
この場所に行くには
危険と体力を極限まで出して
やっとたどり着ける場所で
限られた人した撮れない写真です。
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
地球の景色と環境部門の金賞は
アメリカのジェイクモッシャー氏の
ワイオミング州にある4197mの山
グランドティトンから見た天の川
ここに来たとき偶然
オーロラと全く違う自然現象の
地球の大気が起こす弱い光である
「大気光」が現れた瞬間です。
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
生息地の動物部門の金賞は
アラブのサンシャフォンセカ氏の
ヒマラヤ山脈の高地に現れた
ユキヒョウの写真です。
警戒心が凄く高いユキヒョウは
人がいると絶対姿を現さないので
無人カメラを設置して3年間待ち
やっと撮影できた写真です。