遅刻してしまう人は
記憶や時間や空間認識を司る
「海馬」という部分が原因とされ
訓練で簡単に変えられるそうです。
この海馬には
時間細胞として働く脳細胞があり
これが時間の経過の感覚を
生み出してます。
研究を行ったアスピー氏は
行き慣れた場所や知ってる所だと
その空間に脳が慣れてしまい
時間のたち方を軽視すると言います
ロンドンに来て間もない学生に
この地域の地図を渡して
目的地までの時間と
目的地までの地図を書かせました。
すると知ってる場所の
移動時間を短く書き
知らない場所までの時間を
長めに書いてました。
同じ場所でも
知ってる人と知らない人では
移動時間にかなりの差が出て
これが空間に対する時間の慣れです
目的地の地図は
知ってる所の町並みなら細かく
知らない所の町並みならザックリと
街並みを表現してたのです。
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行き慣れた場所まで行く場合
移動時間の感覚と距離の感覚が
慣れてしまって支度する時間や
徒歩の時間をあまく見積もります。
イリノイ大学の
アーバナ・シャンペーン校が
2007年に発表した論文では
このような事が書かれてました。
「私たちは通常
過去に行動にかかったと思う時間に
基づいて時間の見積もりを行います」
と過去の情報記憶が原因と言います
更に「記憶や認識は
常に正確とは限らないため
想定と実際にかかる時間とに
差が発生してしまう」とのことです
キャンベル大学では
長い音楽2曲聴きながらの行動と
短い音楽4曲聴きながらの行動の
人の時間認識を計りました。
すると長い音楽2曲の方は
時間認識があまくなり
短い音楽4曲だと時間認識が
シビアになった事が解かりました。
しかしこの時間のずれは
若い人に顕著現れて
高齢者の場合だと時間のずれが
全然見られませんでした。
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遅刻を擦る原因として
環八で渋滞に巻き込まれたり
JRが毎日時間通り来なかったり
イレギュラーな事があります。
イレギュラーな事が発生した時
みんな目的地まで到着すると
かかった時間が10%ほど
増加した感覚になりました。
またイライラしてたり
強いストレス抱えてたりすると
今やってる事に集中できなくて
時間を忘れてしまうのも原因です
更にたくさんの事を同時に行うと
その1つ1つの事にかかる時間を
少なく見積もってしまって
想定より時間が足りなくなります
ウォルダム氏は
「細かく計画しても成功させる
注意力が残っていなから
よく失敗してします」と言います。
やる事がたくさんある時
負担になる事や難しい事を
先延ばしにしてしまうと
終わらせる気力が失せ行動しません
よく遅刻をする人は
人間関係を悪化させる要因になり
みんなにいつも遅刻する人と思われ
みんなから避けられてしまいます。