操舵士が必要ない
完全自立AIを搭載した
小型の船が登場しました。
この船が航行する場所は
160以上の運河が縦横無尽に伸びる
オランダの「アムステルダム」
この船を開発したのは
マサチューセッツ工科大学の
科学者たちです。
今回航行するAIの船は
3番目に開発された
「ロバート3」と言う船です。
1番目と2番目は
試作実験型の船で
この3番目の船が
実戦配備型になります。
しかも
人用の船の利用だけでなく
貨物用にもなります。
更に
この船をたくさん繋げて
橋にして渡る事も可能です。
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ロバートの動力源は
リチウムイオンバッテリーで
運河を航行します。
テスラのように
乾電池のバッテリーが
1000個搭載された物でなく
1個の大型バッテリーです。
最大航行時間は
10時間も連続で航行でき
ワイヤレス充電に対応してます。
各種センサー類は
GPSをメインとして使い
前後に2個の360°カバーする
センサーで障害物を避けます。
このセンサーは
レーダー式でなく
カメラ式になっていて
画像で物体を認識します。
AIも自動で学習していき
解らない物を発見した時
「未確認物体」と認識し
とりあえず障害物にします。
後日人間が
AIの未確認物体に対し
カヌーとか人とかネッシーとか
名前を付け障害物と認定します。
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この船は
既に現在2隻が配備されていて
実証実験の真っ最中です。
使用用途の変更は
人が乗る座席部分が
取り外し式になっていて
ここを交換すれば用途変更可能。
貨物にするなら
座席を全部取っ払って
何もない状態にして
そこに荷物を載せます。
何隻も繋いで橋にする場合
座席部分にカバーをして
人が通れる歩道にします。
船と船を繋ぐ場合
船の横にフックが付いていて
それで船を繋いで並べます。
船着き場は
決められた場所に設置され
船着き場のセンサーと通信をし
ピッタリ止まる事が可能です。
この時もフックで
船着き場に固定されるので
安定した乗り降りが出来ます。
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この船の全長が4mあり
5人まで乗る事が出来
揺れも少なく
快適な船旅が出来るそうです。
現在ロバートは
2隻しか運航してませんが
50隻以上運行させても
1人の管理者だけで済みます。
しかし
ロバートの監視が届く範囲は
周囲75㎞らしく
世界中を旅する事が出来ません。
時速は
最大で12㎞出せて
ゆったりとした船旅が出来ます。
この無人AIの船に乗ると
人がいない事に不安が感じますし
普通の船の動きと違う
真横の移動もします。
橋を作る場合
船と船が固定されてると言え
それなりに揺れるし
手すりもありません。
船自体の安全性に加え
人がこの船を気持ち的に
認められるようにする事も
今後の課題みたいです。
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ロバートの1号機は
2,017年に作られ
大きさが「90㎝x45㎝」と
小さい模型の物でした。
これは
グラスファイバーと
3Dプリンターで作られ
センサー類が取り付けられました。
2号機は
2,018年に制作され
2分の1の大型スケールの物です。
2号機は
木とガラス繊維で作られ
浮力と強度を計る為の
装甲素材テスト用でした。
3号機は
2,019年に制作され
実践試験型として完成しました。
3号機には
前後左右にスクリューが付き
どんな方向にも移動可能です。
げんざい実際に人が乗って
走行テストが出来てるので
あと数が月か1年位後には
運用開始になります。