人工知能を使って制作した絵画が
コンテストで優勝してしまい
芸術家たちの間で議論が沸き起こり
アート会が騒然となってます。
この事に芸術家たちの反応は
AIが作った芸術作品は
作り手関係なく美しければ
芸術の部類に入ってしまうのか?
なら芸術家とは
もう人もIAも動物も関係なく
心動かす物のを作れるなら
何でも良いと言うのか?等。
このAIによる芸術作品を作った人は
コロラド州プエブロウェスト在住の
「ジェイソンアレン」さん39歳で
ゲームデザイナーをしています。
この人がコロラド州で開かれた
デジタルアート美術コンテストの
「デジタル加工写真」部門で
1位を取ってしまいました。
この時使ったAIソフトは
作りたい絵画を言葉で命令すると
それに近い絵画を作る
「ミッドジャーニー」です。
1位に選ばれた結果
ジェイソンアレンさんは
「43000」円の優勝賞金を
獲得しました。
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ジェイソンアレンさんは
デジタルアートを出品する時
出品申込書にAIで製作した物と
きちんと書いておきました。
更に規約書には
AIが禁止と書かれておらず
普通にコンテストの審査に
合格してしまいました。
そして8月25日にアレンさんは
AIで作ったデジタルアート作品が
1位を取ってしまった事を
ツイッターで発表しました。
するとこの事が話題となり
アーティスト達がAIで作っのに
1位を取ってしまった事に対し
怒りの声が噴出しました。
例えば「ムカついた!
ロボットをオリンピックに
出場させないのと
まったく同じ理由だ」等。
この怒りの声に対しアレンさんは
「AIの言葉の理解度が低くて
何度も言い直して伝えなおし
相当の時間をかけた作った」と言う。
AIソフトのミッドジャーニーは
「怒ったイチゴの油絵」と言うと
複数の画像が数秒で制作されますが
思ってたのとだいぶ違います。
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この様に言葉の認識力がまだ低い
AIを使って製作されたアートは
出品した3作品を完成させるまで
80時間以上制作し続けたという。
このアートを作る時最初伝えた事は
「フリルのドレス姿で
宇宙用のヘルメットをつけた女性」
そう伝えました。
この指示は
ビクトリア調の衣装と宇宙を
融合させる事が狙いでしたが
思ってたのとだいぶ違いました。
その後AIでも解るように
言葉を選んで丁寧に伝えていき
時間をかけながら微調整をして
やっと3枚の画像を作りました。
そしてフォトショップで
この3枚の画像を更に調整し
1位を取った画像なんかは
頭が無かったので手書きしました。
最後に「ギガピクセルAI」と言う
画像の質を良くするソフトを使い
仕上げをした後プリント店に行き
カンパスに印刷しました。
アレンさんは
AIで制作された芸術作品に対し
議論が巻き起こった事は
歓迎する事だと言ってます。
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アレンさんは
このAIアートが1位を取った事で
9月2日のCNNの取材を受けて
以下のように答えてくれました。
「私はこの画像にうっとりした
みんなに見てもらいたいと思った」
こう語ってAI芸術作品も
立派な芸術と語ってます。
1位を取った作品は
出品した3枚の中の1枚の作品で
ルネサンス絵画とSF調の絵画を
組み合わせたような作風だった。
この部門には11人が18作品を
出品してましたが
全員AIでない手作業で作ったので
アレンさんズルいと言われてます。
AIソフトミッドジャーニーは
AIが真の芸術作品を制作できるのか
それか人の制作を支援する物なのか
という論議が巻き起こりました。
この事にアレンさんは
「技術やその背後の人を嫌うより
これがパワフルなツールだと
認識する必要がある」
「私たちがふてくされていないで
新しい芸術作品が時代とともに
進化して前進できるように」
こう話してます。