5歳のとき当時住んでた三郷団地で
餅つき大会が開催され
家族そろって参加し
朝から行列に並ぶ事にした。
餅つき大会当日
餅つき道具を持ってくる車が遅刻し
父親たちが急遽駆り出されて
手伝ったお陰で何とか始められる。
お餅をつける場所は
子供用餅つき10か所
大人用餅つき5か所設置され
みんな準備された臼に並んでた。
餅つきのルールが
大人も子供も1人1分間餅つきが出来
お餅が出来たら調理場に持っていき
調理してくれたお餅がもらえる。
(*ノ∀`*)ウフフ♪
その事を聞いた俺は
どんな料理を作ってくれるのか
興味津々で調理場を見てみると
きな粉とあんこがあるのが見える。
それを見た俺は
「多分きなこ餅とあんこ餅を
作ってくれるに違いない」と感じ
とても楽しみになってしまった。
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
しかしそれを食べたいのなら
まずお餅を作らないとならず
もうお餅を付く事よりも
食べたい気持ちの方が勝ってた。
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餅つきが始まると
先頭の子達も初めてのようで
お餅に水を付けてくれる大人の手を
たまに叩いてしまってる。
そのたび大人達が「痛!」と叫び
それが何人も続いてるから
だいぶ恐怖で顔がこわばって来て
ビビってる姿が面白かい。
( *´艸`)
それを見てた俺は
「手を叩くなんて下手くそ」と思い
俺なら絶対あんなダサい事やらない
そう感じて餅つきの自信があった。
その他にもたまに
臼を叩いてしまう子もいて
その時大きな音が「ガン!」と鳴り
「叩くの下手くそ」と思ってた。
(ΦωΦ)フフフ…
しかしそんなミスを見てたら
全員男子ばかりで何故か女子は
凄くパワフルにお餅をつき
「スゲー!」と感じてしまう。
でもそのパワフルな叩きに
水を付ける大人たちが怖がって
お餅に手で触って水を付けず
外から水を跳ね飛ばし始めた。
そしてとうとう俺の順番が来て
「俺ならみんなと違って
もっとカッコよく餅をつける!」
と自信満々で叩き始める!
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そして鼻息荒くして
力いっぱいお餅を叩くと
大人達から「いいね!」と誉められ
だんだん天狗になってきた。
それで調子に乗ってきた俺は
更にお餅を強く叩くと
なんと!叩く力が勢いあまって
体が宙に浮いてしまう!
そのまま前のめりに倒れた俺は
顔がお餅の中に埋まってしまい
顔についたお餅のせいで
自力で立ち上がれずバタバタした。
その姿を見た大人達が
急いで俺をお餅から引き上げられ
餅だらけの顔になった俺は
みんなに大爆笑され大恥かいた。
ヒィィッ!!∑(;Д;ノ)ノ
起き上がった俺は
顔中お餅がべっとりついてて
手ではがしても全然取れず
もうその姿で恥ずかしすぎる。
しばらくすると係の人が来て
油が付いた手でお餅を取ってくれて
ようやく景色が見えるようになり
お餅を大無しにした事を知った。
その後父親がすぐ来て
ペコペコ皆に謝り責任を取ると言い
我々2人で台無しにした分のお餅を
作り直すと言い出したのだった!
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ