HDMI端子には
色々な種類があり
テレビの性能に応じて
選ばないとなりません。
でも最近HDMI端子と
箱に記載されて無い物もあり
物の形で見分けるしか
方法が無くなりました。
しかし
HDMI端子の記載が
無くなった代わりに
別の呼び名で表記されてます。
その表記名が4種類あって
上から順に性能が上がりますが
全部同じ形なので
パっと見解りません。
「スタンダード」
「ハイスピード」
「プレミアムハイスピード」
「ウルトラハイスピード」
現在のHDMI端子は
この4種類があり
一般的に使われてるのが
「プレミアムハイスピード」です。
特殊な環境の人でない限り
「プレミアムハイスピード」の
HDMI端子を買えば
テレビの性能を発揮できます。
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HDMIの
「プレミアムハイスピード」規格は
テレビ性能が「4k 60p」の物まで
対応してます。
4kとは
画質の良さを表し
テレビ画面の画像を映しだす
四角いマスの数です。
この四角いマスをドットと言い
4kテレビのマスの数は
横3840ドット × 縦2160ドット
敷き詰められてます。
そして「60P」と言うのは
1秒間に60枚の画像を表示して
映像を作り出す事です。
しかし
プレミアムハイスピードには
2種類の規格があります。
その規格は
「Ver.2.0」と「Ver.2.1a」があり
「Ver2.1a」が性能が上です。
この規格の違いは
データの転送量と
テレビ画面に映し出せる
色の数が違います。
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「Ver.2.0」の性能は
「横4096ドット×縦2160ドット」
「4k60p」のテレビまで
対応してくれます。
「Ver.2.1a」の性能は
上記の性能に加え
「HDR」と言ういう
色表現規格に対応してます。
色を表現する規格には
「Ycbcr」「RGB」「sRGB」等
色々な色表現規格があます。
その中でも
「HDR」と言う色規格が
1番表現できる色数が多いのです。
この色規格の違いは
比べてみると
素人でもはっきり解り
明らかな違いが見れます。
肉眼で見る色に近い「Ycbcr」
ブラウン管TVの規格「RGB」
更に色数を多くした「sRGB」
色表現の最大性能の「HDR」
本当は
もっと規格があるのですが
マニアックなので
必要ありません。
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スタンダード「Ver1.2」は
1秒間に送れるデータ量が
「4.95ギガ」送れます。
テレビで表現できるドット数は
「1,920×1,200」「60p」まで
対応できます。
ハイスピード「Ver1.3」は
1秒間に送れるデータ量が
「10.2ギガ」送れます。
テレビで表現できるドット数は
「2,560×1,440」「75p」まで
対応できます。
ハイスピード 「Ver.1.4」は
上記の性能に加え
「Deep Color」と言う色表現が
出力可能です。
プレミアムハイスピードVer.2.0は
1秒間に送れるデータが
「18ギガ」送れます。
テレビで表現できるドット数は
「3,840×2,160」「60p」 で
「4K/60p」に対応です。
プレミアムハイスピードVer.2.0aは
上記の性能に加え
「HDR」と言う色を表現できます。
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HDMI端子で
1番性能が良い物は
ウルトラハイスピード
「Ver.2.1」という物です。
これは
8Kテレビ用の物で
表現できるドット数が
「7680x4320」まで映せます。
1秒間のデータ転送量は
「48ギガ」もあり
1秒間に映せる画像枚数は
「60p」まで再現可能です。
しかも画質を
「30p」まで性能を下げれば
ドット数を「9600x5520」まで
映し出せます。
しかし
8Kテレビの国が要求した性能は
「7680x4320」「120p」です。
なので
1秒間に映し出せる映像枚数が
まだ「60p」が限界なので
現在のHDMIじゃ性能不足です。
国が要求した「8Kテレビ」を
きちんと再現する為には
今後出てくる更に性能が良い
HDMIとテレビが必要です。