世界一甘い食べももは
「グラブジャムン」と言う
カレーで有名なインドの名物で
シロップ漬けの丸いドーナッツです
グラブジャムンの味わいは
食べると甘すぎてのどが痛くなり
脳天を突くような甘さで痙攣し
背筋が凍ってしまうほどだそうです
見た目が揚げたこ焼きか玉蒟蒻とか
新じゃがの煮物のような見た目で
食感がサーターアンダーギーで
それがシロップに浸かった感じです
このグラブジャムンの甘さの正体は
砂糖と水を1:1で煮込んで作る
濃厚で強烈な甘さを引き出す
特別なシロップにあります。
シロップで甘くさせるだけでなく
スパイスのカルダモン風味を入れ
清涼感ある刺激的な香りをつけて
特別な味を出す事も出来ます。
更に本格的に仕上げるなら
シロップを作る時にバラの蒸留液の
ローズウォータを入れて香りを出し
高級なお菓子にする事も出来ます。
グラブジャムンの発祥地は
ペルシャで作られたのが最初で
その後インドに持ち込まれて
大ヒットした食べ物です。
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
世界で1番甘い食べ物がもう1つあり
名前が「ラスグッラ」言う物で
グラブジャムンと同等かそれ以上の
甘い食べ物なのです。
ラスグッラの製造方法は
牛乳を沸騰させてレモン汁を入れ
水分が蒸発するまで煮込み凝固させ
濾してチーズにした物を使います
チーズの名前がパニールと言い
これにベーキングパウダーや
小麦粉を混ぜて丸めて茹でて
激甘シロップに付け込み完成です
ラスグッラは
グラブジャムよりシロップが
とてもしみこみやすいせいか
グラブジャムより甘いらしいです
しかしチーズを元に作ってある為
シロップを絞って抜いてしまうと
凄くあっさりした味になる様で
自分で甘さを調整できます。
これもインドやパキスタンの名物で
辛い物が主食の国で食べらる訳は
辛い物があまりにも辛すぎるから
食後に食べて辛さを和らげる為です
グラブジャムンもラスグッラも
ネットでミックス粉が売ってるので
自宅で作る事が出来たり
完成品の缶詰めも手に入れられます
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
世界で1番甘い化学成分は
「フルクトース」と言う果糖で
天然の甘味成分の中で1番甘く
砂糖より安く作る事が出来ます
そのため様々な食材に使われ
ケーキやお菓子やガムシロップ等
フルクトースがないと成り立たない
食品ばかりなのです。
これの甘さは
砂糖の1.73倍も甘い数値なのですが
40℃以上温めると砂糖の60%まで
甘味が落ちてしまう特性があります
なので使用する物は
暖かい物でも平気ですが
清涼飲料水や常温のお菓子が最適で
甘味を最大限に生かせます。
天然のフルクトースは
果物やハチミツなどに多く含まれ
1日摂取する1番ちょうど良い量は
60gとされています。
果物の量だと1日に500g食べないと
フルクトースを60g摂取出来ない為
果汁100%ジュースの1ℓを
1日で飲み切らなければ平気です
更にフルクトースの特徴で
炭水化物より血糖値が上がり難く
その代わり血清中性脂肪を
増加させる可能性があります。