7歳の時の夏休みの台風一過の日
午前中公園に段ボールを持って
小高い山がある公園で坂滑りをした。
坂滑りは
お昼で切り上げ家に帰り
泥だらけになったっから
お風呂に入ってサッパリする。
そしてまだ強い風吹く午後
お昼ご飯も食べ終わったので
また外に飛び出していった。
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
遊びに行く場所は
団地の外れにある広大な空き地の
「蛇山」と言う場所。
この蛇山は
当時住んでいた三郷市が管理してる
マンション街建設予定地だった。
しかし
長年まったく手入れがされて無く
野ざらし状態の広大な空き地。
そのおかげで
子供達にとって冒険が出来る
最高の遊び場だった。
ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
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この場所は
蛇山と呼ばれてたけど
この名前を大人に言っても通じない。
それは
蛇山と言うのは
子供達の間だけで言われてる
通称だったから。
俺は
蛇山と言うからには
蛇がいるものだと思ってたけど
1度も蛇に出くわした事がない。
でも学校の皆は
蛇がいたと言ってるけど
本当かどうか疑わしかった。
|゚д゚) ぁ ゃ ι ぃ
俺は
この蛇山と言う広大な空き地が
住んでる団地の近くにあったので
よく遊びに行ってた。
そして
この日も蛇山に遊びに向かった。
(ノ≧∀)ノ♪
この蛇山には
フェンスなんてものが無く
背の高い雑草の切れ間にある獣道が
唯一の入り口になっていた。
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俺は
この獣道から蛇山に入り
いつもの道通りに進んで行った。
そうするとその先には
3m位の崖があり
ここを降りて向かい側の崖を上らないと
更に先に行けなかった。
俺は
恐る恐る崖を降りて
最下層まで到着できた。
( ´ー`)フゥー...
そして
向かい側の崖をよじ登って行った。
この崖にもう何度も来てたので
手をかける所や足をかける所は
全部把握できていた。
そのおかげで
簡単に崖を超えて行く事が出来た。
(´∀`*)ウフフッ
そして
更にその先に行くと
大きな円型の広場がある。
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この円型の広場には
10本位獣道があって
どこを進んで行っても
何かしらアトラクションがある。
そのアトラクションとは
湖に出る道や
背の高い雑草に囲まれた迷子道や
俺の腰位まである沼地コース等。
このアトラクションのおかげで
この蛇山に何度も来ても
全然飽きない。
((o(*´∀`*)o))ワクワク♪
そして今回は
クローバー草原に行く道を選んだ。
俺は
学校の女子が以前
5葉のクローバーを見つけたらしく
俺もそれが見てたくて探しに行った。
そして
俺より背が高い雑草をかき分け
クローバー草原にやっと出れた。
ε-(・д・`;)フゥ…
しかし
ここでしばらく5葉を探しても
そんなもの全くある気配がない。
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俺は
いくら探しても3つ葉だらけで
5つ葉なんて無く4つ葉すら見つからない。
そして俺は
もう飽きてしまって
探すのをやめてしまった。
(。・Д・。)アキタ
空を見ると
夕焼け空になっていて
台風一過の綺麗な空が
真っ赤に染まっていた。
俺は
「そろそろ帰らなきゃ」と思い
帰宅する事にした。
結局目的の5つ葉なんて見つからず
とても残念な気持ちになった。
でも
女子がこんな荒れ地に遊びに来るなんて
俺的にとても意外だった。
∑└(*゚ロ゚*)┘フシギ
この時の俺は
「女子の遊びと言ったらゴム飛びか
おままごとしか無いはず」
そういう偏見を持っていたからだった。
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俺は
家に帰る途中に
団地の中にある原っぱを通って
家に向かった。
そして
まだ台風の名残の強い風の中
走ってジャンプしてみると
なんと!着地に草の上を滑れた!
この時の俺は
まだ体重が軽くて強い風が吹くと
簡単に飛ばされそうになるから
その効果を利用して滑れた。
そして家に到着し
母親が俺を見た途端!
凄い悲鳴を上げた!
ギャァァァァァァー!∑(゚Д゚ノ)ノ
その訳は
足や手に50か所くらい蚊に刺されて
全身まっかっかだったから。
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ
この時母親は
「あんた!こんなに蚊に刺されたら
毒で死んじゃうかもしれないのよ!」
そう言ってた。
そして母親が
急いでムヒを持ってきて
俺の体全身に塗りまくったせいか
翌日全く何ともなく無事生還できた!