8歳のとき三品君と言う友達がいて
学校が終わるとよくその子の家に
ローラースケートを一緒にする為
遊びに行っていた
しかしこの日雨が降ってて外で遊べず
家の中で人生ゲームをしようとなり
遊び始めると俺は様々な事件事故に
巻き込まれて行ってしまった
ヒィー(゚ロ゚ノ)ノ
しかし三品君の人生は順風満帆で
子供も10人以上に達し自分の駒の車に
子供が乗り切れなくなってしまい
2代目の車の駒を出すほどになる
(´∀`*)ウフフ
すると三品君が「こんなに子供いると
育てるのにたくさんお金が必要で
父親が稼がないとならず大変そう」と
現実的な事を言ってきた
なので俺は三品君に「苦労しすぎると
頭禿げるよ」と言うと三品君は
「俺の父親も親戚も禿げてるから
みんな苦労してるんだな」と言ってた
でも三品君の父親はただの禿じゃなく
バリカンで髪を短くした後更に剃刀で
頭を剃ってツルツルにしてその頭に
専用ワックスを塗っているらしい
なので太陽の光が頭に反射すると
本当に眩しくて肩車されてる時よく
目がくらむからそれが嫌で肩車が
大っ嫌いになったと言ってた
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家に帰り夕食のとき俺は父親に
三品君の家系の男は全員苦労して
禿げてしまったと話すと父親は
禿げは遺伝だから関係ないと言う
更に父親は「もし苦労して禿げるなら
父さんは苦労してないみたいじゃん」
と言って変な迷信を信じてた俺に対し
「父さんも苦労してる」と否定された
以前父親の職場に連れってってもらい
父親の印刷機操作の仕事を見てたら
印刷で使う石灰が操作が下手くそで
頭から足先まで付き真っ白になってた
俺はこの事を思い出し「父親も確かに
苦労してるな」と感じてしまい
禿げは苦労してるとなると言うのが
迷信だと実感する
( ´ー`)フゥー...
でも遺伝だという事は俺の家系は
親戚も兄弟も誰も禿げてないから
俺も将来禿げないと言うのが解り
心底ホッとしてしまった
しかし俺の家計は歳を取ると
髪の毛が細くなって薄くなるらしく
禿げ程じゃないけどダサくなるから
それだけでも怖くなってしまう
すると母親が「髪を薄くしない為には
あんたの嫌いな昆布やわかめや魚を
たくさん食べると髪が濃いままだよ」
そう言い嫌いな物を食べさせられた
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ
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ある日父親と一緒に時代劇を見てたら
昔の人達は皆ちょんまげをしてて
不思議に思いこの事を父親に聞くと
昔の日本人はみんな禿げてたと言う
しかも頭のてっぺんだけ禿げるから
それじゃカッパの様でカッコ悪く
その対策でみっともなくない髪型の
ちょんまげが開発されたらしい
確かにちょんまげは頭の上が禿げても
周りから毛を持ってきて上に集めて
そこで結べばちょんまげに出来るから
とても賢い禿対策だと感心した
なので俺は父親に「日本人の遺伝子は
本当に禿げる遺伝子なんだ」と言うと
父親は「いや昔の人は髪を洗う機会が
今より少なくて禿げたんだ」と言う
ヒィィッ!!∑(;Д;ノ)ノ
どうやら昔の人は髪を洗う時
植物から取れた油を使って髪を洗い
それが頭皮に残り垢となって溜まり
髪の穴を痛めて禿になったらしい
だとするともし俺が昔に生まれてたら
いくら遺伝子的に禿げにくいとしても
髪を洗う油のせいで禿になるから
今に生まれて本当に良かったと感じた
ヾ(*´∀`*)ノ
この頃外でたまに桂の人を見るけど
現代最高性能の北朝鮮製桂と違い
完全に桂と解るので禿げたら桂でなく
ちょんまげにしようと誓ったのだった