8歳の時
学校で班対抗
10問テスト大会と言うのが行われた。
内容は
毎朝1月間10問のテストして
点数の合計が高い班が優勝うという物だった。
テスト内容は
1週間ごとに
「国語」「算数」「理科」「社会」と実施する。
点数は
10問で100点
そして優勝した班は
1月間給食当番免除の商品があった。
ヤタ───ヽ(・∀・)ノ───!!
この優勝賞品が物凄く魅力的で
クラスの子たち全員が燃え上がる。
ワァ─o(´・∀・`)o─ィ♪
しかし俺は
当時クラスの中でも超絶バカで
みんなからダメ人間と思われていた。
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
俺は
このクラスの子達の燃え上がり様を見て
「0点取ったら絶対刺される」と
もの凄くビビリまくった。
そして家に帰り
「勉強しなきゃなぁ~」と思いつつ
面倒くさくてやりたくない。
(*´Д`*)メンドウクサイナァ~
そして結局
宿題すらやらずに
ガンプラを作り始めてしまった。
そのあと俺は
このまま勉強をせずに寝てしまった。
翌朝
10問テストで悪い点数を取るのが怖くなり
家族より早く目が覚めてしまう。
そして
もう全く勉強してない恐怖で
これ以上寝れなかった。
俺は
面倒くさいけど
悪い点数を取る事にビビりまくって
勉強を始めてみた。
ブル(((_('ω';」∠)))ブル
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
今週は
第1週目で国語の漢字10問だ。
問題で出る漢字は
前日先生が教えてくれてた。
俺は
朝の30分間で速攻今日出る問題の
漢字10問暗記した。
アセ(;´Д`)アセ
この後
食事をして学校に行き
朝一でやるテストの漢字をもう1度暗記した。
そしてテストの時間が来て
今この場だけ暗記した漢字を
速攻でテスト用紙に書き込んだ。
結果
何とか全部できた!
( ´ー`)フゥー...
最後の帰りの会の時
朝やった漢字テストの答案が戻ってきた。
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
テストの結果
なんと!100点だった!
他の子達は
80点から90点が平均で
100点取れたのは
少数派だった。
そして班ごとの合計点数が発表され
我々の6人の班は
なんと!合計550点だった!
キャッ(/Д\*))((*/д\)キャッ
この瞬間俺は
自分のせいで点数が落ちず
天から神が舞い降りて来てホッとできた。
(。・∀・。)ホッ-3
しかし
今日テストした問題は
インスタントで覚えた物だから
その日の内に忘れてしまった。
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
そのご俺は
この調子で朝早くに起きて
速攻で今日出る問題を10問だけ覚えた。
その甲斐があり
当日のテストの問題は
全部100点を取り続ける事が出来た。
100テン\(^_^)/
そんな生活を続けていたらある日
母親がトイレに行く時に
俺の部屋からの物音に気が付きドアを開た。
そして母親に
俺が勉強している姿を見られてしまった!
その時の母親の顔は
化け物を見たような顔をし
もの凄く驚いて奇声を上げた!
ギャァァァァァァー!∑(゚Д゚ノ)ノ
そして母親が
「あんたが勉強するなんて!
いったいどうしたの!?」と
本気でこの世の終わりの顔をしている!
そんな母親の顔を見た俺は
何か凄く恥ずかしくなってしまい
「別に良いじゃん!」と言って
母親を部屋から押し出しドアを閉めてしまった。
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
ありがたい事に
先生が次の日にやるテストの問題を
前日に教えてくれた。
おかげで俺は
当時の朝に速攻で覚え
テストに挑めた。
そして
その場だけ暗記で順調に100点を取り続け
1時間目が始まったら既に忘れていた。
このとき自分の事が
「まさに鶏みたいな脳みそだな」
そう感じてしまった。
アァ~σ(*'ω'*)ボケェ~
そして1月が過ぎ
班対抗10問テスト大会が終了した。
その日の帰りの会
先生が1番の班を発表する。
結果
なんと!我々の班が1番になった!
Σ(゚∀゚ノ)ノキャー(ノ≧∀)ノわぁ~い♪
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
そして
我々の班が1番になり
1月間の給食当番免除を手に入れた!
この時クラスの子達は
残念がる子達の大声と
我々の班の歓喜の声で大騒ぎだった。
その状態の中先生が
個人で1番点数を取れた人も
ついでにサラッと発表する。
先生は
「ちなみに全部100点取れたのは
ゆ~君だけでした~(^ー^* )♪」
そう軽く嬉しい事を言ってくれた。
(* ̄▽ ̄)フフフッ♪
その瞬間
怒涛の様な大騒ぎが一瞬で静かになり。
完全に時間が止まった。
しばらくして
1人の女の子がゆっくり立ち上がり
「先生~その冗談面白くない~」と
震えた声で発言した!
俺は
「え?なんで?」と訳が解らない。
(。´・ω・)ナニガオキタ?
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
先生は
「本当にそうなのよ」と言い
俺の点数表をかかげてみた。
その表を見た瞬間!
クラスの子達が奇声を上げて暴れ出し始めた!
∑(゚д゚ノ)ノウワッー\ ギャァァァァァァー!! /
教室に教科書やノートが宙を豪快に舞い
数名が教室のドアを外してしまう勢いで
廊下に飛び出しす!
ギャー!ε=ε=(*ノ>Д<)ノ
この瞬間俺は
自分が皆からどう思われてたか
やっと理解した。
「確かに猿以下で間違ってないが
俺の母親並みの驚き方する必要ないだろ~」
そう思ってしまった。
|ω・`)ショボーン
そして俺は
何か悲しくなっていじけてしまう。
「何か1月間ずっと100点取ったのに
全然嬉しくないのだけど~(;д;)グスン」
そう感じて自分が情けなくなってしまった。