
多くの人が鳥の様に空を飛びたいと
子供の頃夢見る事がありますが人間は
飛行機を発明したものの自力で飛ぶ
能力は得ていません
もし人間が飛ぶとしたらどんな翼が
必要になるか翼の素材や形や大きさを
生物学が科学的推定した結果によると
相当難しい事が解りました
その結果は体重70kg身長1.5m以上の
人が空を飛ぶには翼幅約6m必要とされ
これは鳥の体重と翼の比を基に計算し
とても大きな翼が必要な事が解りました
例えば天使の翼を背中から生やしたなら
羽毛の翼になりそれを動かすには巨大な
肩甲骨と強靭な胸筋が必要ですが筋肉が
発達しすぎると生活し難いので非現実的
鳥類と哺乳類には決定的な違いがあり
鳥の骨は中空構造で軽量かつ酸素を通し
エネルギー効率が良く人の骨構造とは
全く違う物になってます
現実的な翼はコウモリの翼の飛膜型で
この翼は伸縮性のある膜で出来てるから
軽量で効率的ですがただし腕が長くなり
脇の下に膜を持つ生活になります
でもコウモリの翼と言えど飛行の為には
翼を動かす胸筋がある程度必要になり
胸筋を出来るだけ付けず生活に支障無く
付けるとしたら滑空方法しかないです
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コウモリの場合は骨の密度があり重く
飛行中の酸素供給が難しい為地上から
離陸がとても困難で飛行時は最初から
木や天井にぶら下がり落下し飛びます
では人間が飛ぶ現実的な方法になると
最適な飛び方が滑空と言う高所から
飛び降り空気の流れを利用する方法で
これなら翼を広げるだけで飛べます
初期段階はムササビやモモンガの様に
短距離を移動する事しかできませんが
翼が進化して大きくなったり人の風を
読む能力が増せば遠くまで飛べるかも
例えば高いビルの屋上から隣のビルへ
飛び移る様なイメージで飛ぶ事が出来
コウモリの様に羽ばたき飛行するには
巨大な胸筋が必要だから非現実的です
特に女性の場合だと凄く胸筋が膨らみ
更にその上におっぱいが付く事になり
何をするにも胸が邪魔になってしまい
生活が困難になります
結論はもし人が空を飛びたいと思い
翼を付けると自力で空を飛ぶ方法が
羽ばたく飛行でなくまず滑空飛行を
目指すのが現実的です
更に飛行能力を進化させたいのなら
更なる筋力や骨の構造の変化が必要で
おそらく人はこれ以上進化しないから
翼が欲しいなら科学力頼みになります