8歳の時の大きな台風が来た翌日
みんな風邪を引いたらしく
登校してくる人数が少なくて
学級閉鎖になりそうだった。
しかし後1人来たら普通に
授業が行われてしまう人数になり
来ないでくれと必死に祈ったけど
結局来てしまう。
このとき最後に来た人がみんなに
猛バッシングされてて可哀そうで
それを見てた「出井」君と言う子が
名案が浮かんだと俺に言ってきた。
その名案は
1番おとなしい女子に先生が来たら
「やっぱ具合が悪いから帰ります」
そう言って帰ってくれと頼む事。
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ
そして帰ってもらえば無事に
学級閉鎖になる人数になり我々は
すぐ家に帰って遊ぶ事が出来
とても素晴らしい日になると言う。
いくらなんでも女子がそんな事
とても了解するはずないと感じたが
出井君が頼む気満々だったから
仕方なく俺も付き合った。
そして1番おとなしくて
顔色がいつも良くない女子に
「先生が来たら具合が悪いと言って
早退して」と頼んでみた。
(人д`*)オネガイ
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するとその女子に
「なんで?」と聞かれたので我々は
「1人帰れば学級閉鎖になるので
早退してほしい」と説明した。
しかしその女子は
「ヤダ!そんなズルできない」と
我々の頼みがあっさり断わられて
学級閉鎖の夢を諦めた。
(ノД`)・゜・。
その後すぐ先生が来て
登校してる人数の少なさに
「今日みんな休み⁈」と驚き
全員の人数を数え始めた。
すると先生も後1人休みなら
学級閉鎖になる事に気が付き
出井君を指さして「出井君
今日具合悪いだろ」と言ってきた。
そして先生が出井君に
「具合悪そうだから早退しなさい」
そう言って出井君を生贄に
学級閉鎖にしてくれた!
この事を言われて出井君は
元気に手をあげて「はい!
具合悪いから帰ります!」と言い
意気揚々と走って帰っていった。
我々もこの展開にとても喜び
今日この後授業がないと思うと
平日に堂々と遊びに行けるから
もう嬉しくてしょうがない!
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
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俺が家に帰ると母親がビックリして
「とうとう学校抜け出したの⁈」と
完全に学校をさぼったと思われ
詳しく説明してやっと解ってくれた
しばらくすると雨が小雨になり
まだ雨雲が分厚く広がってたけど
せっかくの奇跡の平日休みだから
外に遊びに行く事にする。
この時向かった場所は
本屋が新しくできたので
その本屋でコミックボンボンを
立ち読みしに行く事にした。
そして本屋に到着し
コミックボンボンを探すと
すぐ見つかったので早速読み始め
1人でゲラゲラ笑ってた。
'`,、 '`,、 ('∀`) '`,、'`,、'`
しかし平日のこの時間に子供が
本屋いるのが不思議に感じた店員が
俺に「ずる休み?」と聞いてきたが
学級閉鎖と説明して解ってもらった
その後心行くまで立ち読みをして
お昼なので帰ろうと外に出ると
もの凄い土砂降りになってしまい
傘が無いから濡れて帰るしかない。
ヒィィッ!!∑(;Д;ノ)ノ
仕方ないので覚悟を決めて
シャワーの様な大雨の中歩き出し
しばらく大雨に打たれてたら
スグ慣れて大雨が気持ち良くなった