複数のコロ助に
たった1種類のワクチンで効果がある
「キメラワクチン」が開発されました!
このワクチンには
複数の抗体を混ぜて作られました。
これを作ったのは
アメリカノースカロライナ大学の
研究グループです。
このワクチンは
過去流行ったコロ助にも効果があり
今後出てくる新型の物にも
効果があるとされます。
コロ助は
発見されてから
もう20年以上立ってますが
まだ撲滅されていません。
過去流行した物として
2003年に「サーズ」
2012年に「マーズ」
この様な物があります。
これらは
全部コロ助なのです!
Vaccines that can protect against many coronaviruses could prevent another pandemic | Science | AAAS
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現在のワクチンは
1つのコロ助に対して
1つのワクチンし開発されてません。
そうなると
種類によって決められたワクチンしか
効果が無いのが状況です。
でも
1つで全てのコロ助に聞く
キメラワクチンが完成すれば
即それを打ち込んで安心できます。
このままだと今後
ウィルスが融合して突然変異し
致命的な変異種が出た場合
ホラー映画が現実になります。
しかし
コロ助の種なら全部に効果がある
この万能ワクチンが出来れば
もう安心です。
その為
複数のコロ助に効果がある
キメラワクチンの開発が
必要になったのです。
では
一体どうやって1種のワクチンに
複数の効果を持たせたのでしょう。
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現在のワクチンは
新型のコロ助にしか効果がありません。
その理由は
ワクチンに含まれる「mRNA」が
新型コロ助のみにしか
対応できないからです。
「mRNA」とは
ウイルスのたんぱく質を作り出す
遺伝子を人体に投与して
人体にその抗体を作らせる物です。
今までのワクチンは
「RNA」という物で
ウィルスのタンパク質を投与し
抗体を作らせる物でした。
「mRNA」は
二種類の物があります。
1つは
「ファイザー」「モデルナ」の
ウィルスを作るたんぱく質遺伝子を
脂肪に包み投与する物です。
2つ目の「アストラゼネカ」は
アミノ酸を作る遺伝子を
増殖しない風邪のウィルスに包み
抗体を作る物です。
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キメラワクチンを開発した研究者は
この「mRNA」と言う遺伝子を
複数混ぜ合わせて制作してみました。
そして
キメラワクチンを投与したマウスに
複数種のコロ助に感染させてました。
するとマウスは
全てのコロ助に高い免疫力を発揮し
肺炎まで防ぐ事が出来ました。
更にキメラワクチンは
ワクチン効果が薄いとされる
南アフリカやイギリスの変異種にも
高い効果を発揮しました。
コロ助を作り出す
複数の遺伝子を混ぜる事により
コロ助なら全部に対し有効的な
抗体が出来る可能性があります。
ワクチンに混ぜられた遺伝子は
2003年の「サーズ」
こうもりのコロ助「BT-CoVs」
亀のコロ助「SHC014」等です。
その他にも
まだパンデミックを起こしてない
様々な「nRNA」の遺伝子が
たくさん混ぜられてます。
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現在
昔のタンパク質投与型から
遺伝子投与型の「mRNA」に
置き換えが進んでます。
この「mRNA」は
作るのが結構簡単で
追加の効果を付ける事も
容易に出来ます。
この事から
今後の主力のワクチンは
「mRNA」の遺伝子投与型が
主力になって行きます。
「mRNA」ワクチンの研究が進み
コロ助以外の遺伝子も混ぜられれば
全てのウィルスに効果がある
万能ワクチンが完成させられます。
現在のキメラワクチンは
未来に現れる未知のコロ助にも
効果が期待されてます。
今後未来に出てくる
強烈な未知のウィルスに対し
今のうちにワクチンを開発でき
先手を打つ事が出来ました。
現在の2回目のワクチンでも
熱が出て酷い目に合うのに
こんな強烈なワクチン投与して
人間の体が耐えられるのかな?