今世紀全人類にとって最大の
大問題を解決してしまう大発明を
カナダのウォータールー大学の
科学者たちが作り上げました!
その人類を滅ぼすほどの大問題とは
男用小便器での排尿時
尿が跳ね返ってきてしまい
ズボンや靴が汚れる大問題です!
尿の跳ね返えらない便器の名前は
「ノーティール」と言う名前の物で
オウムガイの殻を連想させる曲線の
細長い磁器製小便器です。
この便器を開発した
カヴィーシャン スライラジャ氏は
アメリカの流体力学に関する
物理学会会議で発表しました。
尿が跳ね返らないようにするには
小便器にできるだけ近づき
尿の衝突角度を小さくする事が
とても重要と実証されたのです。
彼がこの便器を思いついた訳は
「男性の殆どは排尿時の不注意で
パンツにおしっこがつく事が
よくあると思います」
「そこでこの悩みを解決すべく
おしっこの跳ね返りが非常に少ない
小便器を作るというアイデアを
思いつきました」と述べてます。
Physicists have designed a urinal that drastically reduces splashback | New Scientist
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この便器が誕生する前
2015年にも尿の跳ね返りを
極限まで減らした便器が
3つほど開発されてました。
1つ目の便器は
便器に吸収性に優れた布を敷き
尿が便器に衝突すると
その布が全て吸い取る物です。
2つ目は
6角形の枠をたくさんくっつけた
ハニカム構造と言う作り方で
これで尿が飛び散り難くしてます。
3つ目は
円柱の柱を何本もくっつけて
尿がかかると飛び散る角度が変わり
周りに飛び散らなくなるものです。
この便器の元となったアイディアは
水分を一瞬で吸収してしまう
シントリキアと言う苔の構造を
真似して作られました。
しかしこの便器でもまだ
尿の跳ね返りを抑える事が
不十分だったので更に進化させた
便器を作る事が必要だったのです。
そこでこの3つの便器から得られた
1番跳ね返り難い角度の情報を元に
尿の衝突角度を小さくする事で
跳ね返り難くなると解りました。
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研究チームは
コンピューターで作った便器に
尿を当てるとどのように跳ね返るか
超高性能物理演算で求めました。
すると尿が便器に当たる角度で
1番最適な角度が30度と事が判明し
このデーターを元に色々な形の
便器を作って実験したのです。
そして尿の代わりに色水を使用し
実際に作った便器に跳ね返らせ
色水をペーパータオルでふき取り
その重さを計測しました。
こうする事により
便器から跳ね返らなかった
水分量を測定して比較し
ベストな形を導き出したのです。
更にあらゆる身長の人でも
跳ね返らないようにする為
オウムガイの様な細長く湾曲した
便器にする事にしました。
完成した小便器を
通常の小便器と比較したところ
なんと!50%も跳ね返りが少なく
全然飛ばない事が実証されました。
でも逆三角形の便器が1番
跳ね返りが少なかったのですが
特定の身長しか対応しなかったので
このノーティルを採用したのです。