



17歳の時の冬に生まれて初めてスキーに
友達と一緒に行き滑り初めで転びまくり
アザだらけにになったがとても楽しくて
また来年絶対に行きたくなってしまった
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
その後スキー用具のメンテナンスをして
次回に備え物置にしまっておきスキーの
道具を見るたび滑りたい気持ちが増して
1年中スキー出来たら良いのにと思った
この事友達に話すとグラススキーと言う
キャタピラの様なスキー板を履き芝生の
上を滑るスキーみたいな物があると聞き
どんな物なのか本屋に行き調べてみる
すると本当にキャタビラを履いて芝生の
上を滑って行くスキーだったけど日本で
これが出来る所は凄く遠くに行かないと
出来ないし道具も無く実現不可能だった
そんなある時俺の家から電車で1時間の
船橋と言う所に「ザウス」と言う屋内の
スキー場が出来たとCMで見て俺は早速
どんな所か本屋で雑誌を買って調べた
その施設は初心者コースのみしか無くて
高さ100mから490mも滑る事が出来俺は
初心者コースでもこれだけ長距離ならば
楽しめると感じる
そこで料金を見ると入場料2200円払って
更に1日券を5400円で買わないと滑れず
合計で7600円も払わないといけないから
高校生の俺では高くて行けなかった
ヒィー(゚ロ゚ノ)ノ

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スキーの楽しさの興奮からしばらくたち
夏になるとすっかりスキーの事を忘れて
いつものTVを見てたらオーストラリアで
真夏なのに雪が降りスキーが出来てた!
∑(゚Д゚)スッ、スゲー!!
この事に驚いたがよく考えれば南半球は
季節が逆で日本が夏の時はあっちは冬で
スキーが出来て当然だとやっと気が付き
またスキーをしたくなってきてしまった
しかしオーストラリアに行くお金無いし
バイトで入る給料じゃとても足りないし
海外旅行なんて夢のまた夢だから諦めて
ファミコンのスキーゲームで満足する
でもこれじゃなんか物足りずおもむろに
物置からスキーセットを取り出し部屋で
ブーツを履き板に付けスティック持って
滑ってる真似をしてみた
するとそれが結構楽しくてVRはないけど
妄想で上級者コースを颯爽と滑り始めて
目をつぶりカッコよくこぶを超えて行き
凄く楽しく滑る想像をして遊び始めた
気分良く滑ってると速度が徐々に上がり
自分の限界速度以上に達しとうとう俺は
こぶでジャンプして着地でコケてしまい
何故か現実でも倒れてしまう
その音が大きかったせいか母親が慌てて
俺の部屋に来て「何事⁈」と驚いた顔で
スキー用具を装着してる姿を見た途端に
「ここで滑ってたの?!」と叱られた!
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ

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夏のある日TVを見てたらお台場に新しく
娯楽施設が出来ると報道されその施設に
「ナムコワンダーエッグ」と言う大型の
ゲームセンターが出来たらしかった
ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
ゲーム好きの俺はそこに行きたくて早速
友達に行こうと誘い最近買ったばかりの
バイクで行く事にし次の日曜日に新しく
出来たナムコワンダーエッグに向かった
到着して中に入ると超広い空間でそこに
ゲーム機に直接乗って遊べる遊園地式の
体感ゲームがたくさんあり店内を回ると
なんと!スキーのゲームもある!
そのゲームは「アルペンスキー」と言う
ゲーム機についてるスキーを履き画面に
映し出されるコースを実際に体を動かし
滑って行く体験ができるゲームだった
俺はスキーが出来ると思い嬉しくなって
このゲームをやり始めスキー板を付けて
体を動かし滑ってみると現実のスキーと
比べ物にならない程違ってた
このゲームはただお尻を左右にプリプリ
動かす事しかできなくてこぶの感覚とか
雪上を滑る感覚が全然感じられないから
所詮これがゲームの限界かと思い悲しい
でも今できるスキーはこれしかないから
結局5回位続けてやってしまいだんだん
上手くなり最高得点を出しす程に成長し
現実のスキーより得意になってしまった
( ゚Д゚)ウヒョー












