6歳の時幼稚園の時から使ってた
ウルトラマン自転車が小さくなり
とうとう乗れなくなったので
その後1年間自転車が無かった。
しかし久しぶりに
仮面ライダー自転車を買ってくれて
友達の三品君とサイクリングに行き
自転車ライフを満喫してた。
三郷団地の3街区に住んでた俺は
最長で1街区までしか行けなくて
それ以上遠くだと知らない場所で
迷子になりそうで行けない。
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ
しばらく3街区と1街区の間だけを
サイクリングしてたけど
そろそろさらに遠くに行きたくて
我慢できなくなってきてしまう。
そこで1街区より少しだけ先なら
後ろを振り返れば知ってる道が見え
すぐに戻れて迷子にならないと思い
更に先の方に少しだけ行ってみた。
すると初めて行くその場所は
空気感が全然違う異次元の場所で
自分が凄く田舎者の感じがして
1街区より先の異空間が少し怖い。
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
新しい土地に入り込んだ俺は
地理的情報を全く知らなかったので
だんだん怖くなってきてしまい
その後すぐに戻ってしまった。
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
翌日学校に行って三品君に
「俺1街区の先に行ったんだ!」
そう言って自慢すると三品君は
「俺6街区まで行けるよ」と言う
それを聞いた俺は
三品君の方が新世界を知ってて
俺より先に行ってる先駆者だと感じ
大先輩に思えてしまった。
なので俺も学校から帰って
三品君を追い越したくて
今日こそ1街区より先に行こうと
勇気を振り絞って決意した!
(# ゚Д゚)フンガフンガフンガ
そして学校から帰り自転車乗り
覚悟を決めて1街区の先に行き
時々後ろを振り返り来た道を見て
帰りに迷子にならないようにする
しばらくまっすぐ走ると
なんとそこに!大きな商店街があり
今まで行った事がない玩具屋や
本屋やゲームセンターがあった!
新世界で新発見をした俺は
もう宝物を発見した気持ちになり
ワクワクしながら商店街の
お店に入ってみる事にした。
+ (o゚・∀・) + ワクワク+
早速玩具屋に入ったら
今迄通ってた玩具屋と全く違う
見た事もない新製品が置いてあり
これが最先端都市か!と感動した!
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
次に本屋に入ってみると
コロコロコミックが低い位置にあり
背の低い俺でも立ち読みが出来
早速立ち読みしてゲラゲラ笑ってた
(^∀^)ゲラゲラ
最後にゲームセンターに行くと
インベーダーゲームがたくさんあり
みんなのプレイを見てその上手さに
「スゲー!」と感動してしまう!
そして帰宅時間だから帰る事にして
必死に暗記した来た道をたどり
何とか我が故郷の3街区に戻れて
無事に帰宅する事が出来た。
翌日学校で三品君に
「俺も1街区の先に行ったよ!」
そう言って自慢したら三品君が
「スゲーじゃん!」と驚いてた!
すると三品君が「1番遠い所どこか
知ってるか?」と聞いてきたので
俺が「知らない」と答えると
「1番遠いのが14街区だ」と言う。
しかも「14街区に大魔王がいて
行くともう戻れないから行くな」
そう言って脅かされてしまい
1番最果ての14街区に恐怖した。
その後家に戻って母親に
「大魔王が14街区にいるの?」
と聞くと母親が「いるかもね~」
そう言うので本気で信じてしまった
ヒィィィ!!ε=ε=(ノ;゚Д゚)ノ