8歳の時の夏休み
友達がカブトムシを取ってきて
うらやましかったから
取り方を教えてもらった。
その取り方は
バナナと蜂蜜を混ぜ
それを夜にクヌギという木に塗ると
翌朝カブトムシが付いてるらしい。
その話を聞いた俺は
準備をして翌朝4時に起き
特性蜜を塗りに行く事にした!
そして翌朝の4時
目覚ましをかけた時計が鳴り
無事起きる事が出来た。
( ´ー`)フゥー...
この時父親が起きてしまい
「ガンダム買いに行くの木曜だろ~」
そう言って少し怒ってた。
でも俺は
父親を起こしてしまった事なんて
全く気にせず着替えをすました。
(´∀`*)ウフフッ
特性蜂蜜を持って外に出ると
まだ日が昇ってなくて薄暗い。
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クヌギがある蛇山に到着し
どんぐりが落ちてる
クヌギと言う木を探したが
どんぐりなんて無く見つからない。
これじゃクヌギが解らないので
蜜が塗ってある木を探す事にした。
ε-(・д・`;)フゥ…
すると
蜜が塗ってあると言うか
蜜が染み出てる木を発見した!
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
俺は
きっとこれがクヌギだと判断し
この木に特性蜜をベッタリ塗って
家に戻って行った。
この後名人の星君に
この事を報告しに行ったら
「バカ!逆!逆!」と言われ
一瞬何のことか解らなかった。
しかし俺は
「そうだ!夜に密を塗って
朝カブトムシ取りに行くんだ!」
そう言われたのを思い出した!
朝に蜜を塗ちゃったけど
星君と蛇山に行き
きちんとクヌギに蜜を塗れたか
せめて確かめてもらう事にした。
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蛇山に到着して
俺が蜜を塗った木を見てもらったら
「そう!これクヌギで合ってる!」
そう言ってくれたのでホッとした。
しかし
俺の手の届く範囲の下から上全部に
蜜をベッタリ塗ってあるのを見て
「塗りすぎじゃないか?」と言われた。
でも俺は
これだけきちんと塗れば
カブトムシが取れる確率上がるから
「これで良い!」と言い張る!
そして星君は
「日中の気温で蜜が全部溶けるから
今日また塗りなおしだな」と言われ
夜また塗りに来ることにした。
この日1度家に帰って
夕飯まで少し時間があり
その間に蜜を塗りに行き
また全体にベットリ塗ってきた。
今度こそ正しい事をしたので
翌朝4時に起きて
カブトムシを取りに行く事にした!
ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
そして翌朝の4時
目覚ましが鳴って無事に俺は
蛇山に行く事が出来た。
( ´ー`)フゥー...
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そして蛇山に到着し
クヌギを見てみると
カブトムシの姿なんて
どこにも無かった。
それ処か
虫が全くついてなく
完全に全滅だった。
(´;ω;`)シクシク
この日
星君に1匹も取れない事を伝えると
「1週間くらい続ければ取れるよ」
そう言うので続けてみる事にした。
その後俺は
ガンプラを買いに行く日以外
毎日蛇山に通い蜜を塗り続ける。
( ´Д`)=3 フゥ
そして8日目の朝
なんと!カブトムシが2匹も
蜜にかかってて大収穫だった!
俺は
やっとの思いでカブトムシを取れ
感動に打ちひしがれてしまった。
この日の朝の帰り
嬉しくなって近くにあった
フランクフルトみたいな
カマキリの卵も持ち帰ってしまう。
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この日の朝食の時
母親と父親にカブトムシを見せて
自慢しまくってしまった。
でも母親は
虫が嫌いみたいで
「こっちに見せないで!」と
嫌がってる。
そして俺は
カブトムシの餌にする蜂蜜を
母親に頼んで買ってもらう事にした。
(´∀`*)ウフフッ
俺は
カブトムシを虫用ケースに入れて
蜂蜜とか残りのスイカとか与え
すくすくと育てていった。
しかし
その虫用ケースの隣に
一緒に持ってきた
カマキリの卵も置いてあった。
それから数日後
突然ベランダから
母親の悲鳴が聞こえた!
ギャァァァァァァー!∑(゚Д゚ノ)ノ
その声を聞いて俺は
急いでベランダに行くと母親が
「カマキリが布団に付いてる!」
そう言ってビックリしてた!
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その光景は
カマキリの卵から
子カマキリがワサワサ出てきて
それが布団に付いてた!
その光景を見た俺は
「たった1個の卵から
たくさんのカマキリが出てる!」
そう思って感動してしまった!
そして俺は
カマキリを布団から手で取って
もう1個の虫かごに入れて
「これも飼おう!」と思った。
しかし母親が
掃除機を持ちだしてきて
なんと!可愛いカマキリを
掃除機で全部吸い込んでしまう!
それを見た俺は
「ちょっと待ったー!」と言って
吸い込みを止めてもらおうとした!
( ゚Д゚)キャー!
でも母親は
完全に恐怖でテンパってて
全然止めてくれない!
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ
結果
虫ケースの中のカマキリまで吸われ
掃除機の中のゴミ袋まで捨てられ
完全に全滅させられてしまった。