8歳の時
学校で身体検査をしたら
鼻が悪いという検査結果が出てしまった。
俺は
ここの結果をきっかけに
耳鼻科に通う羽目になってしまう。
母親と耳鼻科に行くと
耳鼻科の男の先生に
「鼻の洗浄の治療が必要だね」
そう言われてしまった。
そして俺は
そのまま鼻の治療を受ける事になった。
ブル(((_('ω';」∠)))ブル
その治療は
鼻の穴に消毒薬を入れる治療。
鼻の穴に
二股に分かれた
ミサイルみたいな物をつけ
その先端から気体の消毒薬が出てくる。
そのミサイルを鼻の穴に付けたら
霧状の物が噴射され
思わずむせてしまった。
ヽ(゚`Д´゚)ノゲホゲホ
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しかし
このむせてしまう霧を
鼻の穴に5分間入れ続けないとならない。
俺は
この治療が嫌で
耳鼻科なんて行きたくなかった。
この治療は
なんと週に3回も行かないとならない。
俺は
最初真面目に言ってたが
鼻の穴に霧が入る治療が嫌で
たまにさぼってた。
でも何故か解らないが
治療をさぼるとすぐにばれる。
キャ━━━━(#゚ロ゚#)━━━━ッ!!
その訳は
治療をさぼると耳鼻科の先生が
母親にすぐ通報する。
俺は
「医者まで地域密着型なのか!」
そう感じてビックリしてしまった。
(;゚Д゚)ソンナァ~
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この頃
三郷団地に住んでいて
この三郷団地の人間は
街全体で子供を育てる文化が根付いていた。
そのせいで俺は
いたずらやズルをする時
もの凄い知恵を使わないとならなかった。
でも
いくら知恵を使ってさぼっても
スグにバレてしまう。
この街での悪さは
もう観念するしかなかった。
┐(´д`)┌ヤレヤレ
でも俺は
この耳鼻科の治療が嫌で
5分間鼻に霧を入れないとならないけど
ズルをして3分しか入れないようにした。
そして
鼻に霧を入れ終わると
耳鼻科の先生に鼻の中を見てもらう。
でもなぜか
この時3分しか霧を入れてない事がバレる。
( ゚皿゚)キーッ
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俺は
3分しか霧を入れてない事が何で解るのか
その事に驚いて先生に問いただしてみた。
この時先生に
「鼻に霧を入れてる所見てないのに
何で解っちゃうの?!」と聞いてみた。
(?_?)ナンデ?
そうすると
「この治療に関しては
何十年もやってるから見れば状態で解る」
そう答えてくれた。
そして俺は
「もうこの先生は
職人の域に達しててごまかし効かないんだ」
そう感じて観念した。
そしたら先生が
「この治療を終わらせないと
学校のプール許可出せずにずっと見学だよ」
こう脅かされてしまった。
どうやらこの先生は
県の教育委員会と太いパイプもあると悟った。
ゥワァ──ヽ(゚`Д´゚)ノ──ァァン!!
そして俺は
もう逃げられないと観念して
必死に治療する事にした。
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その後俺は
プールが始まるまでに治療を終わらせ
無事プール授業の参加許可がもらえた。
とある夏休みの日
朝起きると父親が耳から血が出てて
凄く痛がっていた。
母親が父親の耳を見てみたら
耳の中から血が出ている様だった。
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ
父親は
急いで母親と耳鼻科に向かって行った。
この時俺も
何だか心配で一緒について行った。
(。´・_・`。)シンパイ
耳鼻科につくと
いつもの耳鼻科の先生が
「中耳炎だね」と言っていた。
そして先生が
「耳の中の消毒をしますね~」と言い
父親の耳の中に綿棒を入れて消毒してた。
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耳鼻科の先生が消毒しいる間
父親が結構痛がっている。
(>_<)イテテ
俺は
「父親がこんなに痛がるなんて
耳の治療って恐ろしぃ~」
そう感じてしまった。
その後
耳鼻科で飲み薬をもらい
この日会社を休んで1日寝てた。
そして夜には
父親の耳の痛みが無くなったようで
母親と一緒に日本酒を飲んでいた。
次の日の土曜日
父親が早めに家に戻ってきて
耳鼻科に消毒しに行くと言う。
俺は
何だか心配で
父親と一緒に耳鼻科について行った。
そして耳鼻科に到着し
診察の順番が回ってきて
また耳の中の痛い消毒が始まった。
オロ((ヾ(*'д';*)ノシ))オロ
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この時俺は
受付の椅子で漫画本を読んで待っていた。
しばらくすると
「イデーーーーーー!」と言う
父親の叫び声がした!
次の瞬間
「ボゴ!」と言う嫌な音が聞こる!
俺は
何事かと思い
走って父親の治療室に入った!
ヽ(゚`Д´゚)ノナニゴトダー
そこにあった光景は
父親が耳の治療中あまりの痛みで
先生を思わず殴ってしまい
先生が倒れてた。
この時俺は
「口より手が早い父親らしい対応だな」
そう感じてしまった。
そして
「なるべくしてなった結果だ」と思った。
┐(´~`)┌ ヤレヤレ
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その後父親は
先生に必死に謝って
何とか許してもらえた。
ヽ(゚д゚; )スッ、スマソ
そして
毎週土曜日の午後に父親は
耳鼻科に通う事になる。
この時俺は
漫画本が読みたくて
いつも一緒に耳鼻科について行った。
(^ー^* )フフ♪
そして
父親の治療の番が呼ばれ診察室に入ると
毎回父親が先生に深々頭を下げ
殴った事を謝っていた。
しかし耳鼻科の先生も
地域密着型の治療をしてる為
父親がこんな性格と言うのも知ってた。
そんな事もあり
耳鼻科の先生も父親の治療中
また殴られるんじゃないかと
恐怖を感じていたようだ。
それが解った訳は
父親の治療に対して
もの凄く恐る恐るしていたからだった。
センセイ(。´・_・`。)カワイソウニ