ロリータ服の大元になった服装は
太いパンタロンに
ぶりぶりのフリルが付いた
ブラウスと合わせた服装です。
この服を好んで着てた少女の
「大川ひとみ」さんは
今のファッションブランド
「MILK」の創業者。
この「MILK」というブランドは
世界で初めてロリータ服を出した
元祖ロリータファッションの
ブランドです。
大川ひとみさんは
小学5年生ごろから
洋服屋さんになりたいと思い始め
自分のブランドを想像してました。
当時の日本は
まだファッション雑誌なんて無く
周りの人を見て流行りの服を
知るしかなかった時代です。
しかし大川さんは
両親がファッションに興味があり
外国のファッション雑誌が
家にたくさんあったそうです。
文字を読む事が出来なかったけど
ファッション雑誌なので
写真を見るだけで十分
情報を得る事が出来ました。
【MILK大川ひとみがFスナだけに話してくれたこと 第1話】すべてを表現できる職業 (fashionsnap.com)
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大川さんは
美術大学に進学し写真部に入り
写真を撮ったり絵を描いたりして
やりたい事をたくさん見つけました
当時の流行は
ヒッピースタイルが流行してたけど
大川さんだけ自分の世界観で作った
自分だけのスタイルをしてました。
そのスタイルこそ
太いパンタロンに
ぶりぶりのフリルが付いた
ブラウスと合わせた服装です。
このスタイルは
一見ヒッピースタイルに似てますが
当時の人から見たら異質な格好で
全く見た事ないファッションでした
そして1970年に大川さんは
たくさんあるやりたい事の1つの
洋服屋さん「MILK」を立ち上げ
商売を始めたのです。
この時の「MILK」は
自分のデザイン服だけを売っても
商売が出来ないので
流行りの服も販売してました。
しかし普通に流行服を販売せず
ヒッピーの服でもなく
ロンドンのハードロック調の
洋服を売ってたのです。
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「MILK」の初出店は
原宿セントラルアパートの1階で
上層階が事務所1階部分が
店舗スペースのアパートです。
中間層の居住区に住んでた人は
カメラマンやイラストレーターや
コピーライターなどの
クリエイターが住んでました。
原宿に出展した理由は
「素敵だったしカッコ良かったし
パワーがあってここで何かすれば
絶対カッコいい」と思ったからです
当時の大川さんは
自分が着た衣服を作る意外に
可愛い女の子のための服も
作りたいと言う思いがありました。
そしてしだいに
「MILK」がキュートな服と言う
イメージが定借していき次は
メンズ服も作りたいとなりました。
その思いから4年後の1974年に
「MILIK BOY」を立ち上げ
ロリータファッションの
男用を作り始めました。
今の大川さんは
「MILK」より「MILK BOY」の服を
普段から着用していて
とても活発な女性なのです。