6歳の三郷団地に住んでた時
第二大湯川と言う人工河川があり
この川は中川と言う川から分岐し
三郷団地の中央を突っ切ってた
この川は大雨が降ったとき中川の水が
増水した時の水を逃がす為に作られて
土の部分とコンクリートの部分の
2種類の川の道があった
俺はたまに父親に連れられてこの川で
一緒に釣りを楽しませてもらってたが
全く魚を釣る事が出来ず飽きてしまい
釣りの面白さが全く解らなでいる
(´・д・`)ショボーン
でも川をよく見るとこの人工河川にも
魚が泳いでるのが見えタニシもいて
ザリガニもいる普通の川であり
生態系がきちんと作られてた
もっとよく見ると何故か金魚もいて
ドジョウや大きなフナも泳いでたから
きっと誰かが店で買った観賞用の魚を
いらなくなって放流したのだと思った
( *゚ェ゚))フムフム
この頃父親が買ってきた魚の図鑑を
毎日見てて海と川の魚位の区別がつき
ここの汚い川じゃ生きらない魚の事も
なんとなく把握してる
なのに綺麗な川でしか生息できない
金魚やニジマスがいる事に驚き
何でこの汚い川でも生きているのか
とても不思議で父親に聞いてみた
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
すると父親は「この魚は最近放流され
どうせ1週間も生きられない」と言い
人が魚をここに捨ててる事に対し
何だか可哀そうになってしまった
(;д;)グスン
なので父親に「釣った魚可哀そう」
そう言うと父親が「釣ったら逃がす」
と言うので安心し父親が釣りで
大物を釣る事を応援できた
そして俺は父親に「こんな汚い川に
大きい魚なんているの」と聞くと
「雷魚と言う1m位の大きいドジョウが
この川にいる」と教えてくれる
しかもとても頭が良い魚で
学習で人の釣りの事を理解してて
人に釣られないため様々な知識を付け
凄く警戒してると話してくれた
更に雷魚と言うドジョウは
生息地は水中だけど地上に出ても
呼吸が出来て生き続ける事が出来
魚を超越した生き物らしかった
この話を聞き俺は日本昔話に出てきた
川の主の事だと確信し黄金に輝いて
言葉も話せる神様の気がしてしまい
絶対一目お目にかかってみたい!
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
しばらく釣りをしてると餌が無くなり
父親がバケツに水を入れ粉の餌を入れ
俺にそれを渡してきて「これ混ぜて」
と言われたのでコネコネ混ぜた
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
魚の餌をコネコネしてると
とても良い臭いがしてきたから父親に
「この餌食べても平気?」と聞くと
「食うなよ!腹壊すぞ!」と言われた
ヒィー(゚ロ゚ノ)ノ
そして俺も暇なので父親に竿を借り
糸に餌を付けてもらって川に投げると
糸が見えなくなってその先にある
カラフルな浮きだけが見えてた
すると父親が「浮きが上下に動くと
魚が餌を突いてる状態だから少し待ち
浮きが沈んだ瞬間竿を上げるんだ」
そう教えてくれる
しかし俺は川の波で上下してる状態と
餌を突いて上下してる状態が解らず
川の波で上下して沈んだのを見て
「釣れた!」と思い竿を引いた!
でも当然魚なんて釣れてなくて
餌が付いた状態の糸だけあり
次は餌が少ないのが原因と感じ
大きな団子にした餌を付けた
それで竿を川に投げるとその瞬間
針から餌だけ落ちてしまい仕方なく
竿を戻して通常サイズの餌を付け
もう1度竿を川に投げてみる
その後浮きが上下してるのが見え
一瞬浮きが深く沈んだからその瞬間
思いっきり引くと地面に引っかかてて
俺は地球を釣り上げてしまってた
(ノД`)・゜・。