
9歳の時ジオラマと鉄道模型大好きな
先生が職員会議で鉄道模型クラブを
立ち上げたいと熱弁したが他の先生は
鉄道模型クラブ立ち上げに反対した
他の先生は鉄道模型を子供の玩具だと
思い込んでそれで遊ぶクラブなんて
ダメと反対されたがジオラマは芸術と
熱弁し他の先生達を納得させてくれた
そして立ち上がった鉄道模型クラブに
俺も鉄道模型が大好きなので即入部し
高額で買えない鉄道模型とジオラマの
制作を凄く楽しみにする
(∩´∀`)∩ワーイ
そしてクラブが始り早速ジオラマの
制作に取りかかると思ったのだけど
クラブの時間にみんな集まるだけで
特に何も始まらなかった
その間みんなやる事なく学級文庫の
本を読んだり持参した雑誌を読んだり
他愛もない雑談をしたりクラブ時間の
45分を潰してた
中には電車の始発駅から終点駅までを
カセットテープに録音してそれを流し
ただ聞き続ける子もいて俺はその子は
本物の電車オタクなのだと感心する
俺も最初の数分聴き続けたけどその内
子守唄に聞こえて眠くなってしまい
いつの間にか壁に寄り掛かって眠り
クラブの時間が終るチャイムで起きた
(´ぅω・`)ネムイ
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その状態が1ヶ月続きやっとクラブの
予算が手に入ったと言うので我々は
購入電車とどんなジオラマにするか
計画を立てる事にした
この時俺は新幹線が好きだったから
電車は新幹線が良いと言うと先生に
「高額で買えないからダメ」と言われ
とても残念だった
(´・д・`)ショボーン
この時先生は鉄道模型の販売会社の
トミックスとカトウのカタログを見て
予算内に収まるジオラマの材料と
電車を我々に提案してきてる
しかし先生が提案して来る電車が全部
安物の蒸気機関車ばかりで相当予算が
低く抑えられてるのかと心配になり
先生にクラブの予算を聞いてみた
するとクラブ予算は7万円と答えられ
俺が職員会議を盗み聞きして仕入れた
クラブの予算が105000円と言う話と
全然違っててビックリした!
この事を先生に聞くと「初のクラブで
しかも他の先生達は鉄道模型は子供の
玩具と思ってるから予算削減された」
と言い鉄道模型の認知度の低さを知る
なので我々は先生が職員会議で熱く
語ってくれた「図工を越えた芸術」に
認知度を上げるべくジオラマ制作には
命を懸けようと誓ったのだった!
ヽ(`Д´)ノフンガフンガフンガ!
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買う電車は結局安物の蒸気機関車で
話が決着して客車はジオラマのかかる
金額で余った分を当てる事になり俺は
随分低予算クラブだなと悲しくなった
その後皆で鉄道模型が走るコースを
色々提案し話し合ったが俺が提案した
コースは大きすぎて予算内に収まらず
即刻却下されてしまった
(;д;)グスン
でもジオラマの材料と電車のコースを
上手く予算内に収める計算が難しくて
先生に良い方法無いか聞くと先生が
しばらく考え込む
そして出した答えは「最初ジオラマを
どんな物にするか決めて残りの予算で
レールを決めレールの予算が不足なら
ジオラマ予算から削ろう」と言った
なので我々はジオラマをどうするか
最初に話し合い必要な材料の金額を
カタログを見てザックリ計算し先生に
これだけかかりそうと報告した
すると先生は「これだと絶対レールと
客車の購入代が不足する」と言うから
もうお金の細かい計算が面倒な俺は
「足りない分先生出して」と言う
すると他の子も「そうして!」と言い
みんなももう細かい計算が面倒な様で
意見が一致してしまい仕方なく先生は
安月給から不足分出す事で決まった!
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