7歳の時の夏休み
父親が夜中に突然
俺と弟を叩き起こした。
我々兄弟は
「こんな夜中に眠いんだけど~」
そう言って起きる事を嫌がった。
(ノД`)・゜・。
でも父親が
「外に出ると凄く良い物が見られるから
外に出てみよう!」
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
そういうので我々兄弟は
渋々外に出てみる事にした。
そして父親が
「空を見上げてごらん!」と言うので
眠い目をこすりながら空を見上げてみた。
しかし
何も変わった様子が無く
ただの星と雲しか見えない。
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空を見ても特に何も変化がないと思い
「空を見ても金星と雲しか見えないんだけど~」
そう父親に行ってみた。
そうしたら父親が
「今日たくさん流れ星が見える日なんだよ」
そう我々に言ってくる。
☆⌒★⌒☆⌒★⌒☆⌒★⌒☆
しかし流れ星なんて
全く見えてこない。
この時俺は
「そういえば確か学校で女子達が
みずがめ座流星群が見えると言ってたな」
その話を思い出した。
しかし俺は
流れ星なんて興味が無いから
気にも留めてなかった。
☆彡 ★彡 ☆彡 ★彡
父親は
「きっと今日見えるはずの
みずがめ座流星群の事を言っているんだ~」
そう思った。
なので
流れ星に興味が無かったが
とりあえず空を見ている事にした。
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我々兄弟は
ずっと空を見ていたが
全然流れ星なんて見えてこない。
その空は
金星と訳の分からない星が数個見えるだけだ。
そして
だんだん飽きてきてしまい
「もう家に帰り寝たい~」と
父親に告げた。
このとき父親は
何だかしょげてしまったが
もう家に戻る事にした。
(´・ω・`)ショボーン
家に戻り
すっかり目が覚めてしまったが
布団に入るとスグに眠くなって寝てしまう。
次の日
学校に行くと女子達が流れ星の事を話してた。
その話が聞こえた俺は
「どうせ見えなかったんだろう」と思いながら
聞き耳立てて聞いてみた。
(-ω- )o< フムフム
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女子達の話を聞いていたら
流れ星がいくつか見えたと言ってる。
俺は
心の中で「そんなバカな?」
そう思って信じられなかった。
( 。`ω´)んー?
そして
「きっとみんな話を盛り上げる為に
作り話をしているに違いない」
そう感じてしまう。
でも
もしかしたら
俺だけ見えなかったのかもしれないと思い
今夜もう1度夜空を確認してみる事にした。
そしてこの日の夜
寝る前にベランダから夜空を見上げてみた。
しかし
やっぱり金星と
へなちょこな星が数個しか見えない。
俺は
「やっぱり女子達が嘘を言っていたんだ」
そう確信した。
(#´^`)ヤッパリミエナイ
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翌日学校で女子達が
また流れ星の話でワイワイ盛り上がっていた。
ワイワイ(❁´ω`❁) ✧٩(ˊωˋ*)و✧ワイワイ
そして俺は
女子達に流れ星の真相を
詳しく聞いてみる事にする。
女子達に俺は
「空を見てたけど
全然流れ星なんて見えなかったよぉ~」
そう伝えてみた。
そしたら
「まさかベランダから見てたんじゃない?」
そう言われ当たてっる事にビックリしした!
(;゚Д゚)ナンデバレタノ⁈
「まさにその通りだよ!」
「何で解ったの?!」
そう聞き返した!
そうすると女子達が俺に
「団地からだと街頭だらけで明るいから
みずがめ座流星群なんて見えないよ~」
そう言ってきた。
しかし俺は
なんで街頭があると見えないのかは
全く理解できないでいた。
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俺は
女子達に図星をつかれ
ならどうすれば流れ星が見れるのか聞いてみた。
ヾ(;´▽`A ナガレボシミタイ
そうすると女子達は
「近くにある田んぼに行けば見られるよ」
そう教えてくれた。
その有力な情報を入手した俺は
今夜さっそく田んぼに行く事にした。
((o(*´∀`*)o))わくわく♪
そして夜になって父親に
「田んぼなら流れ星が見られるから
今日田んぼに行きたい~」
そう伝えてみた。
そしたら父親が
「なら今日の夜中行ってみよう!」と
凄く乗り気の返事が返ってきた。
きっと父親は
以前我々を夜中突然おこしてまで
見せたかった流れ星が見らず
名誉挽回したかったのかもしれない。
そして深夜
我々兄弟がぐっすりと寝ている所を
また叩き起こした。
(´ぅω・`)ネムイ
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俺は
父親に眠い中おこされて
「流れ星を見たいけどそれより寝てたい~」と
わがままを言ってしまう。
(x . x) ~~zzZ
しかし父親にせかされ
何とか洋服に着替えて準備をした。
弟は
全然起きなかったから
パジャマのまま抱っこして連れていく事になる。
このとき母親は
我々のざわつきに全く気付かず
大きな口を開けていびきをかいてる。
( ̄o ̄) ンガ----!
そして我々兄弟と父親は
田んぼに向けて出陣していった!
田んぼまでの距離は
歩いて5分位の距離。
向かっている最中に空を見たけど何にも見えず
「もしかして女子達に騙されたのだろうか?」
そんな心配が込み上げてきた。
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そして田んぼに付き
さっそく夜空を見上げたが
やっぱり何も見えない。
父親の顔を見ると
「また見せる事が出来ないのか?」
と言う表情をし心配そうな顔をしている。
そんな顔を見た俺は
諦めずに夜空を見続ける事にした。
しばらくすると
不思議とだんだん見える星の数が増えていき
少し流れ星っぽいのも見えてきた。
ミ⛦ ⛥ミ ⛧彡 ★─ ・ ‥…━☆
俺は
「おや?あれ流れ星じゃないのか?」
そう感じまたずっと見続ける事にした。
そうすると
だんだん目が慣れてきて
流れ星っぽい物が数分おきに見える!
その事を父親に伝えると
「パパも何だか見えて来たぞ!」
そう答えた!
ヾ(*´∀`*)ノ
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我々親子は
やっとみずがめ座流星群を拝む事に成功した!
それから我々は
しばらく見夜空を見ていたが
父親が次の日仕事なので戻る事にした。
このとき弟は
ずっと父親に抱かて寝たままだった。
次の日女子達に
「言われた通り田んぼに行ったら
みずがめ座流星群が見えたよ!」
そう報告した。
そうすると女子達は
「どんな願い事を言ったの(*'▽')?」
そう言ってくる。
でも俺は
願い事を言うのをすっかり忘れてて
何も言えてなかった!
(*´Д`*)ワスレタ~
その事を女子に言うと
「ならもう1度流れ星を見に行って
願い事を言う事!夏休みの宿題ね!」
そう言われ俺の宿題が増えてしまった。