



ある人が会社をクビになったけど家族や
周りの人に言い出せず毎日公園で時間を
潰してると言う話は日本でもありますが
中国ではそれが商売として成立してます
中国の都市部には無職が働くフリをする
オフィスがありそこに行く人達は本物の
社員ではなく見た目だけのなんちゃって
出勤してる人達なんです
このオフィスを利用するには月約8000円
払えば利用できてパソコンや机やWi-Fiや
無料珈琲もあり偽の社員証も物も支給し
首からぶらさげることもできます
でも実際には上司も仕事も存在してない
演出された空間で無職と思われると凄く
恥ずかしとされる中国は働いてるフリが
できる場所はとてもありがたいのです
例えばゾンファさんは金融業界で疲れて
退職後に無職とバレれるのが嫌で最初は
図書館やカフェで時間を潰してましたが
偽オフィスを発見し通う様になりました
このサービスが流行ってる理由は中国の
若い人の失業率がとても高い事も原因で
25歳未満の若者は46.5%も就職できず
25〜29歳も17.2%もの人が無職です
特に都会の若者達には就職に失敗したと
思われる事が凄いストレスになりそこで
ある偽オフィスは法律事務所と書かれた
看板を付け見栄を張るれる様にしてます

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でも実はこの事務所本当に法律事務所で
ここの弁護士達は殆ど事務所を使わずに
国会図書館でパソコンをカタカタさせて
仕事し事務所が無意味になってるのです
なのでこの事務所は殆ど使われず空室で
それでは事務所の家賃がもったいないと
いう事で良い活用方法ないか考えた末に
ここを無職者に貸し出す事にしました
この事務所には休憩室や会議室もあって
ここに来る人はソファでスマホを見たり
パソコンしたりし全員見た目はちゃんと
仕事してる様に見えます
でも実際無職の人の集まりでこの状況を
SNSは良いアイデア!という声もあれば
自分をごまかしてるだけだという批判の
声もあります
これの一番の目的は心理的な安心を得て
「自分は行く場所がある」や「ちゃんと
やってる感がある」という気持ちが湧き
それで救われ自殺せずに済む人もいます
中国だけでなく仕事してないと社会的に
価値ないと言う文化がある台湾や韓国や
日本等で偽オフィスを開設すれば結構な
確率で繁盛しそうです
人は他人からどう見られるか凄く気にし
気を遣う生き物だからこそ働くフリする
場所も社会にとって精神的に意味があり
必要なのかもしれません












