今回オンラインゲームを使い
ゲームサービスが終了する
その事を人類滅亡だと仮定して
最後の日どうするのか実験しました
オンラインゲームが終了すると
長時間かけて育て愛着のキャラや
大勢の人と知り合い共に過ごした
日々の時間が一瞬でなくなります。
この状態を観察すると
人類が世界滅亡する事を知り
その日が来る直前までどのような
行動をするのか予想できます。
結果大多数の人達は
今ある財産をすべて使い切る為
もう何も気にせず大豪遊して
最後の時を待ちました。
逆に暴動を起こして自爆する人は
少数派にとどまる事が解かり
人の道徳が全面的に崩壊する事は
発生しなかったのです。
更にゲーム内の人々は
キャラを育てたり報酬を得たり
自らの成長につながる行動は
興味を無くしていました。
しかしサービス終了する前に
自分でキャラを消す人と
最後まで残る2種類の行動が見られ
興味深い結果が出ました。
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ごく少数ですがサービスが終わり
どうせ待ってもキャラが消えるのに
わざわざ自分でキャラを消すような
面倒な作業をする人がいます。
その人たちは
ゲーム内で他のキャラクターに
大迷惑な事をしまくって暴走し
暴動を起こす人たちでした。
その行動を現実に置き換えると
世界が終わるならここぞとばかりに
犯罪行為を好き放題やってその後
自殺してして終わる事です。
ゲームを自分の意志で終了した人々は
道徳心と責任感とゲームの愛着を失い
それが反社会的行動になったと
研究者が分析してます。
逆に大多数の人達は
気の合う友達や懐かしい人たちと
グループを作りたくさん会話し
幸せのまま終わらようとしました
この事から多くの人達は
世界の終わりを知ったその後は
自分の大切な人々と一緒に過ごし
そしてこの世の最期を迎えました。
人間の死ぬ確率が100%である以上
みんな早かれ遅かれ死ぬので
それまでの生き方が1番大切だと
本能で知ってるのかもしれません。
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世界が終わる時人間は
どのように振舞って生活するのか
何世紀にもわたってこの問題は
哲学で重要な難問でした。
この状態の世界は
行動に対する罰もなく未来もなく
これでみんな道徳を維持できるのか
ずっと議論が交わされてきました。
しかし現代は
ゲームを使う事により疑似的な
世界が終わりを作り出す事が出来
その時の人の行動を見れました。
この研究を行ったのは
米国のニューヨーク州立大学
バッファロー校の生徒たちが
実験を行ったものです。
ゲーム内で得る情報収集方法は
AIを使い1人1人のキャラの行動を
2億7000万件以上記録して
行動パターンを分析しました。
使用したゲームは
XLgames社の「アーキエイジ」の
試験運用版が終了するまでで
これで終了前までの行動を見ました
もしゲーム終了時に育てたキャラや
今までの思い出が全て消えてる事が
世界の終焉と捉えるなら実験結果は
現実に起きた時と同じになります。