6歳の時
当時通ってた天使幼稚園で
お遊戯会をやる事になり
絵本の中から決める事になった
絵本の種類は
バービーの隠れ家や
三びきのやぎのがらがらどんや
「北風と太陽」などがあった。
この中から俺は
三びきのやぎのがらがらどんを選び
先生にこれが良いと持ってくと
黒板の正の字に1本かかれる。
これを見た俺は
どうも1番人気が採用されると知り
せっかく一生懸命選んだのに
ただの1意見なのが残念だった。
(´・д・`)ショボーン
そしてみんなが先生に
自分のやりたい演目を伝えていき
三びきのやぎのがらがらどんは
全然正の字が増えて行かなかった
結果決まった演目は
ダントツで「北風と太陽」になり
俺が伝えた意見が通らなくて
完全にやる気が失ってしまう。
(*´Д`*)アア~
でも先生が強制的に
やらせるのが解ってたから諦めて
せめて自分がやりたい役を
やらせてほしいと願った。
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
そして役を決める時
俺がやりたい役が「木」だったので
木の役を選ぶとき手をあげてみると
ほとんどの男の子が手をあげてた。
みんな木の役が1番らくちんで
セリフもないし立ってるだけだし
この事を全員知ってたから
超大人気役になってる。
しかしこの木の役は
定員がたったの2人しかないから
じゃんけんで決める事になり俺は
1回戦目のじゃんけんで脱落した
(ノД`)・゜・。
その後もう完全にやる気が無くなり
役なんてどうでも良くなった俺は
他の役を選ぶ時手をあげなかったら
1番不人気の太陽になってしまう
太陽の役を5人でやる事になり
何故か男の子専用の役のようで
俺以外の4人も男の子が選ばれ
風の精が全員女の子専用の役だった
その後さっそく台本が配られたが
お遊戯会の衣装や道具がなく
私服のまま練習をする事になり
雰囲気がなく練習に身が入らない
しかしなぜか風の精の女の子達は
風の精が1番人気だった事もあり
全員本気モードで練習してて
ピリピリした雰囲気で近づけない
ヒィー(゚ロ゚ノ)ノ
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
翌日幼稚園に行くと
母親達も一緒に教室に来て
我々が隅っこで遊んでる間
何やら会議を始めてた。
母親が教室に来るなんて珍しいから
何をしてるのか気になってしまい
母親たちの側で遊ぶ事にして
会議の内容を盗み聞ぎしてみた。
すると衣装を作る人を決めてる様で
でも先生も含め裁縫が出来る人が
いないみたいで誰も作ると言わず
会議がこうちゃく状態になってる
なので俺は
先生に「俺の母親裁縫できるよ」
そう言うと母親に口を押えられ
「余計な事言わないで」と叱られた
(# ゚Д゚)bシーッ!!
しかし時すでに遅く
他の母親達の視線が俺の母親に向き
先生が「是非お願いします!」と
俺の母親に頼んで断れなくなってる
すると他の男の子が1人来て
裁縫できる母親を自慢したい様で
「僕の母親も裁縫できるよ!」と
余計な事を言われて先生に頼まれた
それを聞いた女の子も何名か来て
男の子に負けじと「私の母親も
編み物できるよ!」と言い出して
強制的に衣装作りが決まっていった
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ