10歳の時三郷団地から
東京の築50年の一軒家に引っ越し
まだ風呂の改築工事が終わってなく
しばらく銭湯通いをしてた。
銭湯の帰りの脱衣所でいつも
当時50円だったビンの牛乳を
父親に買ってもらい飲んで
それがとても楽しみだった。
しかし毎回牛乳だと飽きるので
60円のコーヒー牛乳が欲しくなり
10円高いから遠慮してたけど
試しに父親に頼んでみる。
するとすんなり買ってくれて
そのコーヒー牛乳を飲んでみると
凄く甘くて飲みやすくて
とても美味しい!
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
この珈琲牛乳の味は
学校で出てた牛乳に入れる
粉状の珈琲の元のミルメークより
全然美味しくて感動した!
でもたまに母親が作ってくれた
牛乳とインスタント珈琲を
混ぜて作った珈琲牛乳よりは
少し味が落ちる感じ。
それでも甘くて美味しいから
今回から銭湯に来た時は
珈琲牛乳を買って貰おうと決意し
毎日が楽しみになった。
(*´-∀-)フフフッ
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
当時から俺は
シャワーを浴びるだけでのぼせて
湯船につかると更にのぼせてしまい
お風呂自体があまり好きじゃない。
でも体を洗うと凄く気持ちよくなり
その為だけにお風呂に入り
基本ぬるいシャワーだけで済ませて
湯船につからなかった。
そんな中銭湯通いになり
風呂場が熱いし湯ぶねも熱いし
体と頭だけ洗って即出てしまい
父親に湯船に入れと言われてた。
湯船につかると疲れが取れて
眠りが深くなるとの事らしいが
普通の人より代謝が良い俺は
スグのぼせるから嫌で仕方ない
(´・д・`)ヤダ
しかし湯船につかれと
しつこく父親に言われるから
湯船につかる為の良い方法を考え
名案が浮かんだので実行してみた
その方法が浴場に入ったら
まず桶に水を溜めて頭からかぶり
体を洗う時も水シャワーを使い
徹底的に体を冷やす!
そして湯船につかってみたら
一瞬で体が温まってしまい
結局長い時間湯ぶねにつかれず
スグ脱衣所に行き扇風機に当たった
( ´ー`)フゥー...
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ある日銭湯に行って
帰りに珈琲牛乳を買って貰い
美味しいから一気に飲まず
チビチビ飲んで楽しんでた。
そしたら父親が来て
「そんな飲み方男らしくない」
そう言ってきたので
「なら見本見せて」と言ってみた
ならばと父親もビンの牛乳を買い
紙のふたを開けて
俺に牛を飲む時の基本姿勢を
レクチャーしてくる。
その方法が「手で腰を横から抑え
足を30°開いて顔を上に45°上げて
青空を思い浮かべながら
一気に飲むんだ!」と教えてくれた
(。・ω・))フムフム
そして父親が牛乳を
そのまま一気に飲み始めて俺は
その姿を見て「カッコ良い」と感じ
飲み終わるまでしばらく見てた。
すると父親が顔を上に向けたまま
口から牛乳を逆流させて噴射して
腰を曲げて「ゲホゲホゲホ!」と
苦しみ始めてしまう!
その瞬間脱衣所にいた人たちが
一気にみんなで大笑いし始めて
清掃の人が慌てて来て掃除し俺は
恥ずかしすぎて走って外に逃げた
ヒィィィ!!ε=ε=(ノ;゚Д゚)ノ