3歳の時
母親が弟を妊娠して
家事の負担を減らす為
おばあちゃんの家に住んでいた。
おばあちゃんの家は
2部屋しかなく
我々4人で暮らすには
ちょっと狭かった。
なので
弟が生まれるまでの期間だけ
住まわせてもらう事になる。
ヾ(*´∀`*)ノ
その後は
どこかに引っ越さないとならず
早めに家探しを始めた。
しかし
高額な家賃の所なんて
とても住めるような資金が無い。
なので
安くて広くて4人で住んでも
全然平気な所を探してた。
ε-(゚д゚`;)フゥ…
そこで色々探してみたら
地方の団地が広くて安くて
4人でも十分住める事が解った。
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母親は
団地に引っ越す為
色々な団地の抽選に応募してた。
そしてやっと当選した場所は
埼玉県の三郷市にある
「三郷団地」だった!
\( 'ω')/
この団地は
関東で1番大きな団地で
団地内に何でもある場所だった。
そしてしばらくして
無事に弟が生まれ
三郷団地に引っ越す事になる。
引っ越しと言っても
荷物が全然なかったので
今後必要な物を三郷団地で
全部買いそろえる事になった。
引っ越し当日
わずかな荷物をまとめて
引っ越し業者の軽トラックに
荷物を載せて三郷団地に向かった。
この時我々は
父親だけトラックに乗り込んで
お婆ちゃんと母親と俺と弟は
電車で三郷団地に向かった。
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引っ越す時
お婆ちゃんが来てくれた訳は
現地で引っ越し作業をする時
俺の面倒を見てくれる為だった。
母親は
生まれたばかりの弟につきっきりで
俺の面倒を見る事が出来ないから
お婆ちゃんに来てもらったよだ。
三郷団地に到着すると
既に父親と引っ越し業者1人が
荷物を下ろし始めてた。
この時俺は
トラックに書いてある文字が
「ひっこし」という文字でない事に
気がついた。
そして
このひらがなを読んでみると
「べんりや」と書いてある。
( *゚ェ゚))フムフム
しかし俺は
べんりやという意味が解らず
お婆ちゃんに聞いてみた。
ナニナニ(*・д・*)
するとおばあちゃんが
「何でもしてくれる人だよ」
そう教えてくれて
凄い人もいるんだとビックリした。
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この時
俺の思った便利屋は
何でも出来る魔法使だと感じた。
そこでお婆ちゃんに俺は
「あの魔法使いからから
玩具もらって!」
そう言って頼んでもらおうとした。
すると
「そんな事できないよ」と言い
断られてしまった。
そして俺は
抱っこされて近くの公園に行き
そこで遊ばされる事になった。
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
しかし子供にも
公園デビューと言うのがあり
公園で遊んでる見知らぬ子に
場所を使わせてもらう儀式がある。
この儀式で新人は
「一緒に遊ばせて!」と声をかけて
遊ばせて貰わないとならなかった。
俺は
この儀式が凄く苦手で
いつも母親に頼んで
言ってもらってた。
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しかし一緒に来てたのが
お婆ちゃんだったので
この儀式の事なんて知らず
ベンチでウトウトしてる。
俺は
もう誰にも頼む事が出来ないので
勇気を出して生れて初めて
自分で儀式を行う事にした。
そして俺は
腹をくくって砂場に行き
先に遊んでる子達に
「遊ばせて!」と言ってみた。
するとその子達は
こころよく「いいよ~」と言い
断られる恐怖から解放され
凄くホッとした。
その後俺は
砂場の開いてる所を使い
山を作って遊び始める。
ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
しばらくの間
山を作ってトンネルを掘り
1人で遊んでた。
ウフフ♪(。-艸・。)
すると
先に来てた隣の子達が
自分の山から作ったミニカーの道を
俺の山まで伸ばし建設してくれた。
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その後隣の子達が
俺の山にミニカーの道を作って
一緒にミニカーで遊ぶ事が出来た!
この時俺は
近所付き合いする方法を
生れて初めて解った。
(*´-∀-)フフフッ
こうして俺は
新天地での公園デビューを
母親より早く果たし
最大の難関を超えた気がした。
しばらくすると
先に来てた子達の母親が迎えに来て
「バイバイ!」と挨拶をして
帰って行った。
そして俺は
1人になってしまい
つまらなくなり帰りたくなった。
(´・д・`)ショボーン
そこで俺は
ベンチで寝てるお婆ちゃんを
強引に起こして
「もう帰る!」と言ってみた。
そしたら
お婆ちゃんが抱っこしてくれて
まだ荷物が片付いてない新居に
帰る事にした。