
相良左之助の、二重の極みは、いったいどれくらいの威力があるのか?
相良左之助は
身長 171㎝
体重 71㎏
2.2mの斬馬刀(187㎏)を軽々ぶん回す。
この規格外の人間が繰り出す技の「二重の極み」はきっと、物凄い威力があるはず。
二重の極みとは、悠久山安慈が解説している。
それは
まず最初に、拳の第2関節を空当てる。
そして即座に、第1関節を当てる。
これによって、破壊力が格段に上がると言う。
衝撃とはとてつもなく早い。
それはまさに刹那の瞬間。
その瞬間に第2檄を打ち込む!
と、説明している。
刹那と言うのは、昔の時間の単位で、75分の1秒。
でも実際には、刹那の速度では衝撃の波の速さに間に合わない。
普通、2回当てると打撃エネルギーは、2回に分散されるだけになる。
でも、二重の極みは違う。
1度目に殴った衝撃は、物体の中を波として伝わる。
そして、反対側に当たり、反射して戻ってくる。
その間に、2発目の衝撃を加えると、2発目と1発目の衝撃が合わさる。
そうすると、衝撃の波は2倍になる。
この原理により、とてつもない破壊力が出るという事になる。
物体に、衝撃の波が伝わる速度は、約秒速4000m。
直径10㎝の物だと、波が反対側に伝わるまで、0.000025秒。
その間に、第2撃目を当てなくてはならない。
つまり、第1関節から第2関節までの動きを、マッハ7.6の速度にしなくてはならない。
そうすると、左之助のパンチの速度は、マッハ7.6以上という事になる。
体重71㎏の左之が最初の1発目を打つ威力は、ライフル弾6.300分になる。
このエネルギーを1撃で出すと、直径48m重量160tの岩が砕け散る威力がある。
二重の極みは、更にこれを2発分当てる。
つまり二重の極みは、直径96m、重量320tの物体を砕く事が出来る。
素敵💟

タキシード仮面のバラが、アスファルトに突き刺すエネルギーとは?
アスファルトは1㎠あたり。170㎏に耐えられるようになっている。
バラの茎が、これ以上の強度を持っていないと、地面には突き刺さらない。
バラを短くして、体重計に押し付けると、19.2㎏位まで耐えられる。
ここから計算すると、バラの茎は1㎠あたり、40㎏までの力に耐えられる。
でも、タキシード仮面のバラは、1㎠あたり170㎏に耐えられる。
つまりこのバラは、普通のバラの4倍以上の強度があると言う事になる。
しかし、いくらバラが頑丈でも、物凄いスピードで投げないと刺さらない。
普通のバラの重さは、約37g位。
これをアスファルトの深さ2㎝まで刺すには、時速106㎞で着弾しなくてはならない。
バラには、花びらや葉がある為、物凄い空気抵抗がある。
このバラを投げると、1m進むごとに速度が半分に落ちる。
タキシード仮面は5m離れた位置から投げる事がよくある。
もし5m離れた場所からバラを投げた場合、初速は時速106㎞の32倍になる。
つまり、タキシード仮面は時速3392㎞でバラを投げている事になる。
秒速で表すと、942㎞。
マッハで表すと、マッハ2.7。
投げる時にかかる空気抵抗は、2.3t。
プロ野球選手のピッチャーは、ボールを投げる時10㎏位の力しか、かけていない。
でも、タキシード仮面は2.300㎏の力でバラを投げられると言う事になる。
タキシード仮面の中身は、ターミネーターか?!

戸愚呂弟は80%の時、地面をパンチの風圧で直径10mのクレーターを作っていた。
そして、深さ5mの穴を空けた。
この破壊力だと、爆薬10㎏分必要になる。
でも戸愚呂弟は、パンチの衝撃ではなく風圧でこの穴を作った。
つまり、拳と地面の間の大気を超圧縮させて、その大気を地面に当てた事になる。
戸愚呂弟の拳が10㎝、腕の長さが50㎝だとして計算する。
そうすると、拳と地面の間に入る大気の量は、3.9Lになる。
重さにすると、4.7g。
戸愚呂弟は、この質量の大気を地面にぶつけて、爆薬10㎏分のエネルギーを出した。
このエネルギーを出すには、大気を秒速75㎞で地面に当てる必要がある。
マッハになおすと、マッハ220㎞。
当然戸愚呂弟のパンチも、同じ速度で動いた事になる。
戸愚呂弟が80%の時の体重が、120㎏だとする。
そうすると、その体の質量も含めたパンチの威力は爆薬8.8t分になる。
そして、直径94mのクレーターが出来る事になる。
戸愚呂弟が100%の時、幽助を殴り闘技場の壁まで吹っ飛ばした。
幽助の体重が60㎏だとして、パンチの威力が%に比例すると仮定する。
そして計算すると、戸愚呂弟の100%時のパンチは、爆薬13.7t分になる。
このパワーで幽助を殴ると、秒速10㎞で吹っ飛ぶ事になる。
地球上で、秒速7.9㎞以上の速度が出ると、重力を振り切り宇宙に飛び出る。
戸愚呂弟は妖怪だからまだ解るとして、それに耐えた人間の幽助は恐ろしくタフだ。

ピカチュウは、10万㌾の電気を放電する。
電気は通常、1m先まで放電するには50万㌾必要になる。
物に当たった時に起こる静電気でも、1万㌾はある。
人間の中には、瞳が1万㌾の女性もいるらしいが…。
これで計算すると、10万㌾は20㎝しか届かない。
でもピカチュウの電気は、5m位先まで届いてる。
この場合、ピカチュウの電気は250万㌾という事になる。
実は、我々も電気を作っている。
神経細胞が、電気を作る、
神経細胞の外側は、マイナスになっていて、内側がプラスになっている。
そしてどこかに触れると、この神経のプラスとマイナスが逆になる。
そうする事により、この電気が波になって脳に伝わり感覚が分かる。
中には物凄い電気を作る、「発電生物」と言うのが存在する。
この発電生物で有名なのが、電気ウナギである。
この電気ウナギは800㌾位の電気を作り出して放電できる。
もしピカチュウが、この電気ウナギと同じ体の構造を持っていたら電気を出せる。
電気ウナギは、体長約250㎝位ある。
この電気ウナギの体の中には、筋肉で出来た「電気版」という物がある。
そして、これがたくさん繋がった「電気柱」と言う物が体の中にある。
実は電気版1枚だけだと、0.15㌾位しか出せない。
でも電気柱は、この電気版が5.000枚以上繋がっている。
そうすると、単純に750㌾以上は出せる事になる。
この電気柱の長さは、体長2.5mの電気ウナギに対して、2m位ある。
と言う事は、同じような仕組みがピカチュウの体内にあれば10万㌾作れる事になる。
2mの電気柱で800㌾作れると言う事で計算する。
そうすると、10万㌾作るには電気柱250mあれば可能になる。
では、これほどの長さが体の小さいピカチュウの体内に入れられるのかどうか?
人の毛細血管は、全部一直線につなげると10万mあると言う。
これにたとえれば、250mなんて余裕で入る。
もし5m先まで電気を飛ばせる250万㌾出せるとしたら電気柱は約6.25㎞あれば可能。
たとえ6.25㎞の長さでも、毛細血管の長さに比べれば余裕で入る事になる。
しびれる位、カッコ良いピカチュウである。

アニメの技を現実の物理法則で表すと、生命体ではとても不可能な事が解る。
でも、やっぱりこんな凄い技を出せたらカッコイイ。
もしかしたら二重の極み位なら、頑張れば出せるようになるかもしれない。
と感じてしまう、中二病の俺。
拳の強度が耐えらればの話だけど…。
アニメの技は夢の技ばかりで、妄想暴走科の俺はワクワクする。
きっと俺なら、魔法も出せるようになるかもしれない!











