



ある日理科の授業が開始し先生が黒板に
「卵が先かニワトリが先か?」と書いて
子供達は「これ聞いた事あるけど授業で
やるなら答えあるの?」と先生に尋ねた
すると先生が「あります」と答えこれは
どちらが最初に生まれたか解らない時に
使う例えで古代ギリシャ時代から学者が
考え続けた大問題なんだと教えてくれた
そして「これは卵をどう考えるかにより
答えが変わる」と言い「実は生物研究を
してる科学者達の意見は卵が先と考える
人が大半を占める」との事だった
何故なら太昔まだ鶏が地球上にいない時
地球に有羊膜類という動物がいてこれは
爬虫類や鳥類や哺乳類達の祖先で初めて
陸上で卵を産み始めた動物だった
水中では殻が無くても卵が形を維持でき
でも陸では水中で産む卵の様に殻が無い
卵のままじゃ形を維持でず壊れてしまい
ふ化させられる場所ではなかったのです
その為陸上でも卵としての形を維持でき
内部の生命の元となる液体を蒸発させず
それが出来る様に殻付きの卵に進化して
陸でも生物が繁栄できる様になりました
その卵を産む生物が進化して水から離れ
自由に陸上で暮らせるようになった事で
鶏まで進化しこの事から鶏が現れるより
前に卵があったから卵が先なのです

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しかし卵が鶏が産んだ卵という意味なら
話は変わり鶏の祖先はセキショクヤケイ
という赤い鳥がいてそれが5000万年前に
進化して鶏っぽい鳥になったのです
それが更に人間が家畜として育てる事で
遺伝子の突然変異が何度も起きて進化し
今の鶏の形に徐々に変わりある時を境に
完全に今の鶏の姿になりました
その突然変異で誕生した初の鶏が生んだ
卵こそ最初の鶏の卵になるから鶏の卵が
欲しいならその前に鶏が絶対必要になり
この理論だと鶏の方が先になります
更にイギリス科学者の研究で鶏の体内に
鶏しか作れない特別なたんぱく質があり
これが鶏の卵制作に必要でこの事からも
鶏が先でないと鶏の卵が出来ません
つまり「鳥類を生む為の卵」としてなら
進化論的に「卵が先」という結果になり
「鶏の卵」についての卵の事を尋ねたら
「鶏が先」という事になるのです
答えは「何を卵とするか」で変わりもし
殻付き卵を含まない卵全体を指すならば
カンブリア紀までさかのぼり脊髄動物の
祖先にまでたどり着きます
すると真の最初の卵を産む生き物までに
進化した者は「ミロクンミンギア」とか
「ハイコウイクチス」と言う遥か太古の
カンブリア大爆発で誕生した生物です












