6歳のとき母親の料理がまずくて
父親のお小遣いを減らしてその分で
料理教室に通う事になり俺は給料日の
玩具のお土産が無くなる事を心配した
しかし父親は毎月の給料日に
いつも通り玩具を買って来てくれて
少ないお小遣いの中でも約束を守り
とても嬉しくなってしまった
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
俺は当時幼稚園に通ってて
母親が幼稚園に迎えに来てくれた後
弟と俺を連れて料理教室に通い
そこで出来た物を一緒に食べる
料理してる時は暇だから我々は
教室の端っこにある玩具広場で遊び
料理が完成したら母親が呼ぶので
一緒に試食をして楽しんだ
たまに料理をしたくて手伝いに行き
この時クッキーを作っていたけど
水の量を間違えたせいか凄く柔らかく
まるでホットケーキみたいになってた
そしてそのまま焼いた物だから
全然クッキーになんてならず案の定
小さいホットケーキになってしまって
食べられたが全然食感が違う
なので俺は母親に「これ柔らかくて
ホットケーキになってるよ」と言うと
周りがくすくす笑い出し顔が赤くなり
「余計な事言わないで」と叱られた
(´・д・`)ショボーン
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母親と料理教室に行ったある日の事
ドーナッツを作ると言うので俺も
手伝えるらしいから一緒に作る事にし
料理作りが出来るので楽しみになった
そして材料が配られて見てみると
クッキーの材料と変わらない気がし
母親に何が違うのか聞いてみたら
ドーナッツは揚げ物だと言ってた
作り始めると材料を混ぜる作業は
手作業だから母親がやってくれて
型取り作業が俺も手伝えると言うので
それまで玩具広場で時間を潰す
しばらくして母親が呼ぶので行くと
生地が出来ててそれをちぎって
粘土細工の様に作って良いと言うので
早速弟のヨッチと作り始めた
*゚。+(n´v`n)+。゚* ワーィ♪
俺は飛行機の形の物をたくさん作り
ヨッチはまん丸にしてお団子を作り
母親は普通の丸い穴の開いた形を作り
後は油で揚げるだけの状態になった
その後揚げ始めたらこんがりしてきて
とても美味しそうな匂いがして完成し
早速試食をしてみたらしょっぱくて
猛烈に不味いドーナッツが完成する
ヒィー(゚ロ゚ノ)ノ
この事を母親に言うと母親も試食し
「砂糖と塩を間違えちゃった」と言い
バカボンパパと同じ間違えをした事に
「現実でこんな事あるんだ」と驚いた
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この失敗を見てた料理の先生が
教えながら実践して作った生地を
母親に渡してくれてその生地で
もう1度作り直して揚げ始めた
塩を入れた生地は先生が回収し
小さくちぎってオーブンで焼き始め
15分して取り出すとこんがりしてて
それをビニール袋に入れた
そしてまな板の上に袋を乗せて
生地を伸ばす木の棒で叩き始め
粉々に砕いた後更に両手でもみほぐし
まるで茶色い塩みたいにする
それを母親に渡して「これは塩として
料理に使えるのでサラダやパスタや
揚げ物にかけてください」と言われ
母親は喜んでお礼を言ってた
ヤッタ──ヽ(〃∀〃)ノ──!!
先生のこの作業を見た時に俺は
「先生も塩と砂糖混ぜてお菓子を作り
大失敗した事あるんだ」と感じて
対処法も知ってた事にさすがと思った
その後我々は先生が作った生地を揚げ
美味しいドーナッツを食べる事が出来
余った分は持って帰っりおやつとして
毎日少しずつ出してくれる事になる
先生が作った塩は元がドーナッツで
塩としての役割果たすか疑問だったが
サラダやパスタや揚げ物に降ると
本当に塩の役目をして驚いた!
∑(゚Д゚)スッ、スゲー!!