アルツハイマーを
発生してしまう遺伝子が
発見されました。
その遺伝子は
「MEF2」と言う遺伝子です。
この遺伝子は
誰にでもある遺伝子で
鍛えれば強くなります。
鍛え方は
活き活きした生活を送り
幸せを感じる生き方をする事です。
アルツハイマーの原因として
深く関わっている物が
「アミロイドβ」という
毒素が強いタンパク質です。
このアミロイドβが
脳の中にゴミとして溜まって行くと
認知症になると言われてます。
「MEF2」と言う遺伝子は
アミロイドβがたくさん溜まっても
どんどん脳神経細胞を作り
認知症になり難くしてくれます。
MEF2は認知能力の重要な調節因子であり、神経変性に対する回復力を与える (science.org)
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研究者たちは
65歳以上の人の遺伝子
1000分で研究しました。
すると認知症にならなかった人は
「MEF2」と言う遺伝子が
活性化している事を発見します。
しかも活性化している人は
生きがいを持ってる人や
高学歴や知的労働をしている人に
多く見られました。
しかしこの時点で
「MEF2」遺伝子が
元々強かったのか
鍛えて強くなったのか解りません。
そこで研究者たちは
マウスを使い
実験してみる事にしました。
実験方法は
2匹のマウスを使いました。
このマウスの生活環境を
充実した生活が出来る環境と
つまらない生活の環境に分け
実験してみました。
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1匹は
餌と水だけ与えるだけの
つまらない人生を送るマウス。
もう1匹は
数日ごとに新しい玩具と交換して
楽しく幸せな人生を送れるマウス。
結果は
どちらのマウスも脳内に
アミロイドβが同じように溜まり
アルツハイマー状態になりました。
しかし
楽しく幸せに過ごせたマウスは
脳がアルツハイマー状態でも
症状が出なかったのです。
このマウスは
迷路を解いたり
物を判別したりする能力が
全然衰えてませんでした。
一方餌と水だけ与えてたマウスは
どんどん認知症の症状が悪化し
知能が低下して行ったのです。
そして認知症の症状が少ない
マウスの遺伝子を調べてみたら
やっぱり「MEF2」遺伝子が
活性化していたのです。
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研究者たちは
核心を得る為に
もう1段階踏み込んだ実験をしました。
その実験は
マウスの遺伝子から「MEF2」遺伝子を
完全に取り除いて生活させたのです。
この遺伝子を取り除いたマウスには
数日おきに玩具を新しい物に交換し
楽しく過ごせるようにしました。
するとこのマウスは
凄く楽しく幸せな生活を
毎日送っているにもかかわらず
認知症の症状が出ました。
この実験結果から
間違いなく「MEF2」遺伝子を
活性化させる事が出来れば
症状が出ない事が解りました。
更に「MEF2」遺伝子は
認知症の初期段階に見られる
脳神経が暴走する症状も
抑えてる事が解りました。
この事から
脳神経細胞に幸福感を感じてると
錯覚させられる薬が開発されれば
認知症を無くす事が出来ます。
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認知症の根本の原因意になる
「アミロイドβ」は
本来分解されて排出されるはずの
不要になったアミノ酸です。
しかし分解される時の過程で
分解されずに残ってしまった物が
徐々にくっついて行き硬くなり
脳内に蓄積されて行きます。
この現象は
全ての人間に起こる事で
「アミロイドβ」が無い人なんて
この世に存在しません。
脳に必要なたんぱく質は
外からタンパク質を摂取すると
いったん肝臓に溜まり
そこでアミノ酸に分解されます。
そのアミノ酸が各部位に送られて
アミノ酸が到着した部位が
専用のタンパク質を作ります。
そして脳専用タンパク質も作られ
必要な分だけ消費されて
使わず残った物が
「アミロイドβ」という物です。
この「アミロイドβ」が
分解され難く原因が
ストレスや幸福感を味わえない
しんどい生活環境なのです。