これは
コンピュータの中に
日本全国の仮想空間を作ってしまう計画です。
そしてこれを
国民が自由に無料で使えるようにします!
この計画は
国土交通省が税金をかけて進めている
一大プロジェクトなのです!
完成した暁には
現実世界の日本全国の街並みを
仮想空間の中で移動できます!
しかも
これの開発データーは
誰でも使って良い「オープンデーター」にし
利用規約を守れば誰でも作る事が出来ます。
これを使って
自分の家などを
細部まで作り込む事も出来ちゃうのです!
ならこれを
いったいどんな事に使うのでしょう。
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国は
この仮想空間の使用目的を
明確にしています。
例えば
建物の詳細データー習得
災害時の被害予測
ゲーム開発。
更に
新たに建造物を建てる時など
実際に建てた状態のシミュレーションができ
凄く役立ちます。
土地の値段を表示したりも可能で
実際にそこに建造物を建てると
土地や建物や建築費用の算出が出来ます。
この3D空間を使い
未来都市計画の完成を高速化し
都市活動予測等に使われます。
この空間は
「モニター」や「VR」で体験する事が可能。
なぜ国が
この様な事を始めたのでしょう?
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現在街並みの3D化は
「Google」や「Apple」の方が
最先端技術をもっています。
しかし
他の企業に国が頼ると
使用料金や使い方の規制がされて
誰もが無料で自由に使えません。
そうなると国として
非常に使い難く
税金が国外に流れて行ってしまうからです。
そのような理由から
国土交通省が独自開発して
国家プロジェクトにしました。
そして
このプロジェクトを
「プラトー(PLATEAU)」と名付けました。
実は
この仮想空間
既に公開されていて
誰でも体験できるようになっています。
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現在公開されている仮想空間は
「Google MAP」と同様になっています。
操作方法は
「Google MAP」とほぼ同じです。
建物の3D化は
新宿から郊外に向けて作られている様で
下町や西の方に向かうと
まだまだ作られていない所があります。
建物にポインターを当てると
その建物の情報が表示されます。
と言っても
まだまだ情報不足で
建物の住所と高さ位しか解りません。
その内
「避難ルート」「地震被害予測」「天気予報」等
順次追加されていきます。
今現在
まだまだ作り込みが足りない部分がありますが
徐々に完成されていき
どんどん公開されていきます。
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この仮想空間を作る為に使われている物は
仮想空間制作に使われる
「CityGML」と言うプログラム。
これは
国際標準規格のプログラムです。
仮想空間は
ブラウザーで表示されていますが
本来専用ソフトが必要です。
専用ソフトの1つとして
「FZKviewer」とかがそうです。
このソフトをインストールして
国土交通省のコンピューター使用許可をもらい
そこから3D地図のデーターを借りて制作します。
国土交通省のコンピューター使用許可は
ホームページの下部にある
「お問い合わせ」からメールをして
申し込みます。
実は
国全部を仮想空間にする事は
日本だけがやっている事じゃないのです!
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この国全体の仮想空間化は
他国の方が先に進めています。
例えばシンガポールなんかは
「バーチャルシンガポール」という物を
国費を使い制作しています。
フィンランドのヘルシンキも
「Helsinki 3D+」という仮想空間を
作り始めました。
日本も他国に後れを取る事なく
日本全土の仮想空間を作り出し
建築や街づくりの効率化を図る事が目的です。
そして
新たな都市づくりの
「高速化」「低予算化」を実現して
時代の発展に後れを取らないようにします。
ゲーム制作の上でも
この国の仮想空間を使えば
最新ゲームが低予算で製作できます。
この技術を用いれば
ロボットや車がこの地図と通信して
自立行動を行ってくれるかもしれません。
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この仮想空間化は
まるでシムシティーみたいです。
もしこれが個人で使える様になれば
自分の家を細部まで作り込んでみたいです。
そして
コンピューター上に自分の分身を作り
街中を自動で徘徊させて
どんな行動する見たいものです。
もし今後この仮想空間に
自分の分身を作れるようになれば
新たな「SNS」のサービスになるかもしれません。
しかも
無料で利用出来る仮想空間「SNS」です。
もしこうなれば
いちいちゲームを買わないで済みます。
でも
現実と仮想空間の区別がつかない人の数が
大量に増えてしまうかもしれません。